記事サムネイル画像

息子が原因不明の発熱!あらゆる検査を受け、すべて陰性。→しかし数日後、全身に赤いぶつぶつが…!?

当時3歳8カ月の次男が、38度の発熱。小児科で新型コロナを含め、いろいろな感染症の検査をしてもらっても、すべて陰性。原因不明の発熱で、私はとても不安でした。しかし、その数日後にとある病気が判明したのです……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

元気のない次男

ある日保育園へお迎えに行くと、いつも走って抱きついてくる次男がゆっくり歩いてきてペタンと床に座ってしまいました。担任の先生からは、「いつも給食をおかわりするのですが、今日はおかわりしなかったんです。熱はないのですが、少し元気がないんですよね」と言われました。

 

私は「様子を見てみますね」と伝えて帰宅。次男は夕飯もあまり食べず、私はお風呂に入れるのを控えることにしました。次男はいつもより1時間ほど早く、疲れた様子ですぐに眠ってしまいました。

 

発熱の原因がわからない

翌朝、熱を測ると38度になっていました。かかりつけの小児科では発熱している場合、受診前に電話をして隔離部屋に通してもらう必要があります。先生も感染対策をして、診察をしてくださいます。

 

私は隔離部屋の予約を取って小児科へ。新型コロナウイルスの抗原検査や溶連菌、アデノウイルスなど可能性のある感染症の検査をしてもらいましたが、すべて陰性。原因不明のまま、熱冷ましの飲み薬だけもらって帰りました。

 

 

体にぶつぶつが出てくる

保育園に「原因がわからないので、しばらく休む」と伝えると、先生も不安な様子。「できるだけおうちで過ごしてください」と言われました。いつから保育園に行けるのかめどが立たず、仕事もいつまで休めばいいのかわからない状況。私も不安でいっぱいでした。

 

その後2日間高熱が続き、2日目の夜、全身に赤いぶつぶつが出てきました。再度受診すると、突発性発疹との診断。私は突発性発疹は2歳までの小さな子どもの病気と思っていたので、気づかないうちに終わっていたのだろうと勝手に考えていました。しかし、小児科の先生によると、3歳を過ぎて発症することもあるのだそう。原因がわかって、ひと安心。回復後、保育園も仕事も復帰することができました。

 

 

子どもの病気は「●歳までに感染する」という統計があるものが多く、漠然とわが子もその情報通りだろうと思い込んでいました。統計の情報に当てはまらないケースもあるということを身をもって知った体験でした。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:土田えり子/女性・自営業。2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • 通報
      上の子は、3歳の誕生日直前~誕生日に突発性発疹にかかりました。風邪の時ほど鼻水や咳がなく、突然高熱が数日続き、小児科に行っても理由もわからず。熱が下がった途端、胴体部分が発疹で埋め尽くされ、ようやく突… もっと見る
      上の子は、3歳の誕生日直前~誕生日に突発性発疹にかかりました。風邪の時ほど鼻水や咳がなく、突然高熱が数日続き、小児科に行っても理由もわからず。熱が下がった途端、胴体部分が発疹で埋め尽くされ、ようやく突発性発疹とわかりました。それまで高熱の度に小児科にかかっては、突発性発疹じゃないか、と言われ、外れていたので、たまにいるという突発性発疹にかからない子なのかと思っていました。
      ちなみに下の子は、1歳のときに、発疹の出ないタイプの突発性発疹と言われました。こちらもたまにいるそうですが、2歳を過ぎた今も、典型的な突発性発疹にはかかっていません。

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    医療の新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む