急激に陣痛の色が変わり、あまりの痛みに息を止めてしまうミロチさん。「息を止めない方が……」とパパに声をかけられても、「無理! 自我を保つので精一杯!」と怒り叫んでしまいました。
それでもお産が進んでいるようで、赤ちゃんの髪の毛が見えてきて、助産師さんから「旦那さん、見てみます?」と言われたものの、ミロチさんは「産んでるのは私なんだから、私が先に見る権利があるだろう!!」と憤慨し……!?
2人目は巨大児 第48話
※医療スタッフのマスクは省略して描いています。
※お産の流れは人それぞれ異なりますが、子宮口が全開大になる前に怒責を加えると、頸管裂傷のリスクが高まるため、怒責を加えないのが一般的です。
「ちょっといきんでみましょうか」と助産師さんに言われ、ミロチさんは「いきんだらズルッと出てくるんですか?」と質問。
助産師さんは「一気に出てくるわけじゃなくて、陣痛のタイミングでいきむことを繰り返して、少しずつ出てくるんですよ」と説明。
そしてまた陣痛の波が来て、ミロチさんがいきんでみると……
ボッという音とともに、またもや便が出てしまいました。
再びの失態に青ざめるミロチさん……
「ねぇ……今気づいたよね……」
と、パパを見るミロチさん。
「気づいてない! 何も知らない!」
「ミロチさんが命をかけて俺の子を産んでくれてるときに、そんなどうでもいいことなんか何も気にならない!」
気づいていないフリをしてくれる、パパのやさしい言葉にキュンとするミロチさん。
ところが、
「何も聞こえなかったし、何も臭わない! うん●漏らしたミロチさんも俺は変わらず愛してる!」
と、便がでたことをしっかり言われてしまいました。
そして、陣痛が来てはいきんでを繰り返し、地獄の数時間を耐えると……
次回、ついに子宮口全開! でも……●●のターンが長くて!?
監修/助産師REIKO