助産師さんからいきむように促され、痛みにこらえながらいきむと……またもや便が出てしまい、それをパパに見られてしまったミロチさん。
「何も聞こえなかったし、何も臭わない! 漏らしたミロチさんも俺は変わらず愛してる!」と言ってくれるやさしいパパの立会いのもと、陣痛が来てはいきんでを繰り返し、地獄の数時間を耐えていると……
2人目は巨大児 第49話
※医療スタッフのマスクは省略して描いています。
ようやく子宮口が全開になったミロチさん。
助産師さんが「長かったですね! 子宮口10センチ開きましたよ! このまま次のいきみでズルッと出てくるかもしれません」と言ってくれました。
その言葉を信じていきんでみたのですが……
「えっとミロチさん……」とトーンダウンする助産師さん。
「出てきてはいるんですが、赤ちゃんがデカすぎてまだ頭です……」
「頭のターンが長いです」
と思いもよらなかった衝撃の言葉が!
何か飛び出ている感覚があり、ずっと何時間も頭だけ出ているのか……と不安になったミロチさんは「あの、赤ちゃんは大丈夫ですか?」と助産師んさんに質問。
すると、「それは大丈夫です」と言いながら続けて、
「ここからは呼吸がすごく大事になってくるんですよ」
「赤ちゃんが出てくるラストスパートで思い切りいきんでもらうんですが、
途中でいきみを止めて力を抜いてリラックスしてもらう間があります。
そこでは必ず力を抜いてください」と助産師さんから説明を受けました。
いきみを止めてリラックスなんてそんな改めて言わなくても、
むしろリラックスしたい休憩したい、いきむのツラい、力抜きたいぃぃぃぃ!
そう思っていたミロチさんが、この後改めて言われた言葉の意味を身を以て知ることになるのですが……?
次回、どさくさに紛れて何て言った!? さらに思わぬ感動の再会も!?
監修/助産師REIKO