「一緒に住もう」と言われ
「一緒に住もうよ」
夫のこのひと言で、私たちの同棲生活は始まりました。言われたとき、私はびっくりしました。
しかし、当時の私は実家を出たことがなく、この同棲生活は、親元を離れ2人で暮らしていくためのいい練習になると私も感じ、同棲をすることにしました。
同棲を始めたら、2人で一緒に必要な家具を用意したり、生活上のさまざまな決まりごとを確認したりしなければなりません。結果的にこういうやりとりが、後の結婚生活にとても役に立ちました。
私が特に勉強になったのは、生活上のさまざまな決まりごとを確認することの大切さ。当時の私は、自分の家の価値観は世間の価値観とイコールだと思い込んでいたのですが、夫から今までにない価値観を示されたとき、なぜその価値観になるのか深く考えるきっかけにもなったのです。
同棲する2つの良さ
私は、結婚前の同棲に、2つの良さを感じました。
1つ目は、夫の価値観を深く知ることができたことです。細かい部分の価値観まで知れたことで結婚後の生活もスムーズになっただけでなく、私にはなかった価値観を取り入れることで、私自身の視野が広がりました。
2つ目は、結婚式の相談がいつでもできたこと。結婚を控えていた私たちは結婚式の準備も同棲期間中にしたのですが、式場で話しているだけではなく、家に帰ってからも、あれこれ相談できたのは、同棲している良さだと感じました。
結婚前に同棲することについては、人によっては賛成、反対があるかもしれません。しかし、私は同棲をすることで、結婚する前に夫の価値観に気付けました。結婚という人生の長い期間を共にするのにあたり、2人で暮らす練習することで、その後の生活に好影響をもたらしたと、今でも思っています。
著者/nanoka22
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