ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。
私は娘たちが赤ちゃんだったころ、毎日こう思っていました。
「られれもひ〜から られら らふうれれ……(※誰でもいいから誰か助けて)」
夫婦2人の赤ちゃんにも関わらず、私の方が毎日あまり眠れず、私の方が自分の仕事を犠牲にして、私の方が一人でもがき苦しんでいる。そう思っていました。
長女が生まれてしばらくの間は、不満があればパピーちゃんにすべて伝えてケンカをしたりもしましたが、途中からはケンカをする余力すらなくなってしまい、私がすべての欲望を捨てれば、私がすべて犠牲になれば、何とか丸く収まるんだと考えるようになりました。
実際、この一見ネガティブで不健康な方法で、私の心はまずまず落ち着きました。
今までの人生で味わったことのない、どんな仕事よりも、はるかに大変だった「育児」
なぜ、こんなに大変なことなのに学校では何も教わらないのか、今でも不思議でなりません。その「育児」をしているお母さんたち(ママだけじゃく、パパやおばあちゃんたち育児をしているすべての方!)そのみんなを心の底から尊敬しています。
以前、一緒にお仕事をしたことがあったライターさんから「日記書くみたいな感じで……」と声をかけて頂いてから始まったこの連載。451話の今日でお別れです。
連載が終わっても、娘たちが大きくなっても、わたくしやましたともこは、永遠に育児に奮闘するお母さんたちを応援し続けて行きます。
今までありがとうございました。