こんにちは。助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOです。子どもの足の成長、足腰の健康は靴の選び方で決まると言っても過言ではありません。おしゃれなデザインや手頃な値段だけで靴選びをしていると、外反母趾や偏平足と多くの健康リスクを抱える可能性もあるので、靴だけはこまめにサイズをチェックしながらきちんとした靴のメーカーのものを選んであげてください。
靴は大きめを買うのはNG
子ども靴は、早ければたった3カ月で買い替えになってしまうこともあるので、親にしてみたら、どうせすぐ成長するんだし、ちょっと大きめの靴でいいか……と、洋服と同じ感覚で買いたくなるかもしれませんね。
でも、これが子どもにとって足のトラブルを引き起こす原因になるのです。
歩くことはトレーニング
昔の子は土の上をたくさん歩いて遊びました。今は車社会で道路は舗装、外遊びもあまりしないので、おのずと歩行量は低下、足の筋力も足のアーチも育たず、体幹バランスが崩れ、健康トラブルに拍車をかけています。
子どもにとって「歩くこと」は健やかな成長のための大切なトレーニングとなるので、軽く考えないほうがいいです。
靴が変わると歩き方が変わる!
私の子育て経験上、歩き始めたばかりの1歳児に、安くて軽い靴を履かせてみたらガニ股歩きになってよく転びました。いい靴に替えたら、一気に転ぶことが減って体が左右にブレる歩き方をしなくなりました。
靴が変わると歩き方が変わるんです。見てはっきりわかるぐらい、歩き方や姿勢が変わるので靴の大切さに驚いたことがあります。
靴のお下がりはやめて
だから、靴だけはおさがりはNG! 靴は履いた人の足の形に変化します。上の子の履いた靴を下の子に履かせると、姿勢が崩れたり足を痛めることになります。
科学的な知見から、子どもの足の特性や成長に見合った真面目な靴作りをしているメーカーの靴は、年齢で変わってくる運動レベルに合わせた靴作りをしていて、さすがです。
大人顔負けの値段がするけど、健康には変えられないから。新調するときは必ずシューフィッターさんに足のサイズを正確に測ってもらいましょう。