父ちゃんの母ちゃんのハナシ 10話
私は心のどこかで、母はいつも元気で、いつまでも元気なんだと勝手に思っていたんだと思います。
このころは受け止めきれない現実のなか、自分が今できることはなんだろうかと模索していました。
少しでも母の笑顔を見れるよう、自分ができることは何かと……。
母は定期的に健診を受けていたのですが、健康診断ではCTや腫瘍マーカーの検査などはないため、早期の段階で発見することができませんでした。
監修/助産師REIKO
短期連載にてお送りする「父ちゃんの母ちゃんのハナシ」第10話。仕事中にお母さんから着信が入り、「今から病院へ来てほしい」と言われたかいさんち。胸騒ぎがしながらも慌てて病院へ向かいます。病室へ入ると、医師から言われた言葉に絶句。「お母さんは、余命3カ月です」と、突然余命宣告をされてしまうのでした。あまりにも急すぎる展開に、かいさんちは思わず頭が真っ白になってしまい……!?