生理2日目なのにナプキンを忘れた!
異動してきた男性社員に仕事の流れを教えるため、一緒に営業に出た私。私と男性社員は取引先を何件か回り、お昼休憩のために喫茶店に入りました。
生理2日目だった私は「今のうちにナプキンを替えておこう」と考えトイレに立ちましたが……どこを探してもない! いつも使っているナプキンが入ったポーチがバッグに入っていないのです。私はたくさんの資料を持っていくことに気をとられて、ナプキンポーチをバッグに入れ忘れていました。
男性社員にどう伝えれば…
私ひとりで営業に出ているときなら、ササッとコンビニやドラッグストアに寄ってナプキンを調達できます。ですが、この日は男性社員も同行していたため、私はどうやってナプキンを購入しに行こうか悩みました。「生理であることを知られたくない」という気持ちと「ナプキンを替えないとヤバい」という現実が対立し、私はしばらくトイレから出られませんでした。
結局いいアイデアが浮かばないまま席に戻りましたが、ナプキンを替えていないため経血モレが心配で、食事中もずっとソワソワ。「このままじゃ、午後からの仕事にも集中できない」と感じた私は、男性社員に生理をカミングアウトすることを決意しました。
思い切って生理をカミングアウト!
食事も済み、喫茶店を出るタイミングで「コンビニかドラッグストアに寄ってもいいですか?」と声をかけた私。男性社員は快く承諾してくれ「どこか体調が悪いのですか?」と聞いてきました。
変な嘘をつけば余計な心配をかけるだけだと思った私は「すみません、実は、生理用のナプキンを購入したくて……」と正直に話しました。すると男性社員はすんなりと状況を理解し「一番近いお店にすぐ行きましょう」と言ってくれたのです!
その後は無事にナプキンを購入でき、不安ゼロで仕事ができました。
男性社員が生理に理解を示してくれたおかげで、スムーズにナプキンを購入できありがたかったです。また今回、ナプキンを忘れてしまったのはバタバタと慌ただしく準備をしてしまった私の落ち度。この経験以降は、生理中はいつも以上に忘れ物に気をつけるようになりました。
著者/ごとうゆき
作画/ちゃこ
監修/助産師 REIKO
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