結婚を機に事務職から営業職へ
彼との交際中はクリニックの受付事務をしていました。福利厚生は手厚く残業もほとんどなければ、育休取得率100%と女性には働きやすい環境でした。
結婚を控え、いずれは子どもを産みたいと思っていた私にとっては申し分のない環境でしたが、「結婚を理由にキャリア形成を諦めたくない」「もっといろいろな職にチャレンジしたい」という理由から、自分の気持ちの赴くままに、結婚と同時に未経験だった営業職への転職を決意!
「転職する」彼の反応は…
意を決して彼に「転職しようと思っている」と率直に自分の思いを伝えました。すると彼は、私なら大丈夫と言ってくれ、「これからは2人になるのだから、つらかったり困ったりすることがあればお互い支え合っていける。もしお給料が下がることがあったとしても僕が頑張るから気にしなくていい。挑戦したいと思ったことをやってほしい」と温かい言葉と広い心で受け止めてくれたのです。
未経験の職種へのチャレンジでしたが、自分のためだけでなく彼のためにもしっかりキャリアを築こうと心のなかで誓いました。
未経験の職種に飛び込んでみて
今は結婚して2年が経ちました。結婚と同じタイミングで転職した私は営業職も2年目になります。出張を伴うこともあれば、残業をすることもありますが、やり甲斐を感じていて毎日楽しく仕事をしています。
年に数回ある泊まりがけの出張も、今となればお互いがひとりの時間を満喫できているので、夫婦にとってはいいリフレッシュ時間です。
以前は、結婚生活とキャリア形成の両立ができるのか不安を覚えることもありましたが、両方を手に入れた今、結婚するからと自分で幅を狭めず、独身時代よりさまざまなことにチャレンジしていいんだ!と考えています。
パートナーがいることでとても心強く、夫のおかげで今の私は独身時代よりも豊かな生活を送っていると実感しています。
著者/中川かな
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