男友だちとのドライブで
金曜の夜から土日にかけて、時々ドライブに連れて行ってくれる男友だち。金曜の夜にお互いの家でそれぞれお風呂に入り、夜中11時や12時に待ち合わせて出かけていました。
そのため、いつも土曜の夜になるとシャワーをどこで浴びようかという話になり、あるときはネットカフェのシャワーで汗を流し、あるときはビジネスホテルに泊まり、交代でお風呂に入りました。一番多いパターンは、日帰り温泉。男女の暖簾の前で別れ、お互いひとりで温泉を楽しんでいました。
生理中に温泉に誘われる
あるとき、その日も金曜日からドライブへ出かけており、土曜日の夜に日帰り温泉を提案されました。
しかし、あいにく私は生理5日目。断りたかったのですが、異性に生理の話をするのはなんとなく気まずい。また、たくさん運転してもらっていたので、お風呂でゆっくりしてほしい気持ちもありました。かといって、「ひとりで行っておいで」と車で待つのも気をつかわせそうだし、正直なところ、私もシャワーだけは浴びたい。頭の中でぐるぐると考えた結果、日帰り温泉に行くことにしました。
ハラハラしながら温泉へ
生理中に温泉に行くだけでもハラハラですが、そのときナプキンの替えを持っておらず余計に心配になりました。
幸い、脱衣所のトイレで経血を確認すると、生理5日目だったためか、量は少なめ。あまり汚れていなかったので、ナプキンは捨てずに取っておきました。そして、さっと服を脱ぎ、入口すぐのシャワーを確保。急いで体を洗い、湯船には入らず、脱衣所へ戻りました。
そして、無事に脱衣所で下着をはけたとき、ほっとしたのを覚えています。温泉のあとに、コンビニで新しいナプキンも買うことができました。
経血量もほとんどなく、運良く事なきを得ましたが、一歩間違えれば温泉の方に迷惑がかかっていたなと感じます。今では、当時の自分の行為を恥ずかしく思い反省しています。生理中に日帰り温泉に誘われても、別の場所を提案するのが安全だったなと思います。
その後、その男友だちには生理中の体調の変化について話をし「おなかが痛い」「気分が良くない期間」などの言葉で生理だと察してくれるように。男性相手だとしても、素直に話をすることが大切だと感じました。
著者:あめ/女性・主婦
イラスト:すうみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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