【第3話】手術中に目覚めたはなし
稲(いな)です。術中覚醒という言葉をご存知ですか。
手術中の全身麻酔で眠っているはずが、目を覚ましてしまうことです。もし全身麻酔の手術中に、目が覚めたらどうしますか? そんな恐怖の体験をしてしまったので、体験談を語っていきたいと思います。
※高額医療制度→高額療養費制度
先生の「自分の娘だったら」という言葉で私は腹をくくりました。それまでは、手術したほうがいいのはわかるけど、今痛いわけじゃないし~と自分に言い訳をしていました。
手術は腹腔鏡ということでしたが、場合によっては開腹に切り替える可能性があるとも言われました。たとえば、術中におなかにカメラを入れているんですが、そのカメラに血液が付着して続行が不可能になった場合や、卵巣と嚢腫の癒着が強く、これ以上できない……と判断されたとき、などだと説明されました。
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医師の言葉に、稲さんは手術を決意。それからは手術や入院の手続き、家族や会社との調整など慌ただしく日々が過ぎていき、あっというまに入院日を迎えます。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO
稲さんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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