【第2話】手術中に目覚めたはなし
稲(いな)です。術中覚醒という言葉をご存知ですか。
手術中の全身麻酔で眠っているはずが、目を覚ましてしまうことです。もし全身麻酔の手術中に、目が覚めたらどうしますか? そんな恐怖の体験をしてしまったので、体験談を語っていきたいと思います。
※嚢腫の中に癌化の可能性もあるかたまりが見られることがあります。この場合の「腫瘍」は医師がわかりやすく説明するために、そのかたまりのことを指してしていると考えられます。
MRIの検査では、結局のところ「のう腫がある」「その中に腫瘍がある」としかわからず、腫瘍マーカーは血液検査ですが、腫瘍の良性悪性の判断がつかないと言われました。
先生は、淡々と事実を説明してくれるタイプの方で、話しやすかったです。疑問があっても嫌な顔せず淡々と答えてくれたので信頼もできました。先生からは、「のう腫は今後小さくなることはないため、若いうちに取ったほうがよい」と説明されました。
◇ ◇ ◇
不安と焦りのなかで夫・稲男さんからの言葉は、不安は解消されなくとも、稲さんの支えになったと思います。検査を終え、先生からの説明を聞いたうえで、稲さんは手術をするかの決断をすることに……。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)
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