なくしてしまい悲しかった物たち
これまでに私がなくした物は、よくありがちな子どもの靴や手袋に始まり、抱っこひも、ぬいぐるみ、出先で買ったばかりの子どものお土産など多々あります。場合によっては警察の遺失物係にお世話になり返ってきた物もありますが、ほとんどの物はなくしたら最後、見つかりませんでした。
なかでも高額なエルゴの抱っこひも、娘のお気に入りだったおばあちゃんに買ってもらったばかりのぬいぐるみは紛失の痛手が大きかったです。
痛い! 捜索するも見つからない抱っこひも
抱っこひもについては電車でのおでかけの際、畳んだ抱っこひもをベビーカーの下のカゴに入れておいたのですが、帰宅時にないことに気づきました。そこそこ値の張る物なので簡単にはあきらめきれず、その日のすべての移動経路を洗いだし、行った場所すべてに電話をかけ確認、最終的には警察の遺失物係に届けるという大捜索。
移動距離が長かった分、対象範囲が広すぎて捜索作業はかなり難航しました。しかしそれでも見つからず、探すことに疲れ果てたのち、観念して紛失した1週間後にはまったく同じ新しい抱っこひもを購入しました。抱っこひも以外にもいくつか同じような捜索をした経験がありますが、街中でなくした物を探すというのは気の遠くなる作業でした。
簡単に買えない物はもっと痛い
同じ商品がすぐに買えるような物ならまだよいのですが、買えずに困ったのが地方に住んでいる祖母からもらったぬいぐるみです。帰省した際に行った地方の動物園で祖母に買ってもらったそのぬいぐるみを当時5歳の娘はとても気に入っていて、いつもおでかけの際には一緒に連れて行っていました。
しかし、子どもに持たせていたので、何回目かのおでかけのときにやはり子どもが落としてなくしてしまいました。こちらも大捜索しましたが見つからず……。「また帰省したときに買おう」と娘をなだめましたが、肩を落とす娘がかわいそうでした。
なくし物撲滅のために徹底したこと
このように大切な物をなくして困る機会が多く、私はなくし物をしないための対策を考えました。基本的なことですが、私が徹底するようにしたのは「場所を移動する際には落とし物をしていないか周りを確認する」ということと、「持ち物はむき出しで子どもに持たせたり、ベビーカーの荷物置き場に置いたりせず必ず大きめのバッグや袋に入れる」ということです。
この2つを徹底することで、その場を立ち去る直前に忘れ物に気づけたり、なくしたと思っても実はバッグに入っていたりということが増え、なくし物を減らすことができました。
本当に意識を少し上げるだけのことですが、子どもとのおでかけのわちゃわちゃ感のなかで、いかにこれができていなかったのかを感じます。大切な物をなくすとショックですし、なくした物を探すのはとても大変なことです。移動時の大変ななかでも意識を上げ、事前に物をなくさないように気を付けることがとても大切だと感じています。
ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
監修/助産師REIKO
著者:澤崎 凪
1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。