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ふと「子どもを産める」のか不安に。受診してみたら…病気が判明!?

私が20歳のころの話です。生理の周期が45日から60日くらいと長いことが気になっていましたが、生理中に体調が悪くなることもなく、経血量も少ないほうで、快適に過ごしており、生理周期が長いことは放置していました。そんななか、ふと急にこの状態で将来的に妊娠・出産ができるのかが気になり、生まれて初めて産婦人科を受診することに。すると……。

ふと「子どもを産める」のか不安に。病院へ行くと…「ええっ、してない!?」

 

快適で楽ちんなので気にしていなかった

12歳で生理が始まり、そのころから生理周期が安定せず30日から40日くらいでした。しかし、初経から数年は周期が安定しないものだと学校の授業で習い、記憶していたので、私の生理はこんなものなんだな、と20歳くらいまで気にもかけずに過ごしていたのです。

 

そんなある日、高校時代の友人が結婚・出産したとの報告をもらい、その連絡を受けてふと感じたことがありました。それは、「私は将来、出産できるのかな?」ということ。

 

よく考えると…

改めて考えてみると、初経から8年も経過しているのに周期が安定せず長いのはよくないのかもしれないと気づいた私。

 

さっそく、女性の生理に関する本を購入して調べてみることに。そこには、卵巣から出るホルモンがきちんと働いていないと生理周期が定まらないこと、18歳くらいになっても生理周期が安定していない場合は産婦人科に相談をしてみましょうと書いてありました。

 

意を決して受診。そしてその後は…

ドキドキしながら、自宅から一番近い産婦人科を受診。まずは基礎体温をつけることをすすめられ3周期分のデータを持参して再受診したところ、なんと排卵していないことが判明。「稀発月経」「卵巣機能不全」と診断されました。

 

今すぐ妊娠を希望しているわけではなかったため、生理周期を安定させることを目的とした漢方薬を処方され帰宅。漢方薬を飲み続け、3カ月に1度の検診を欠かさぬ生活を続けたところ、1年後には35日ほどの周期となり排卵も定期的に見られるようになりました。

 

 

その後、生理周期は安定し、定期的にくる生理に煩わしさを感じながらも暮らしているうちにだいぶ慣れました。そして、やがて結婚。妊娠・出産することも叶いました! 早めに排卵していないことが判ったため、すぐに治療することができた私。20歳のころ、ただの生理不順と思わず、産婦人科を受診して心からよかったと思っています。

 

著者/優木まり
イラスト/sawawa
監修/助産師REIKO

 

 

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