ほぼ毎月くる生理前の片頭痛に悩んで
生理前の2~3日は、視界の悪さや頭痛、吐き気という症状が出ることが多く、悩んでいました。思春期のころから症状に悩んでいたので、「頭痛が始まったら休む」「スマホやPCを見ない」「軽くストレッチをする」など、書籍で調べたことや人から言われたことを実践してきたのです。
症状が軽くなることもありましたが、完全になくなるというわけではありませんでした。
片頭痛外来を受診して
片頭痛に悩んでいながらも、病院は受診せず、市販の頭痛薬を服用したり、コーヒーを飲むなどして対処してきた私。しかし、一度病院へ行ってみないとと片頭痛についてしっかりと対応してくれる病院を探し受診することに。
受診時に、「長いこと片頭痛に悩んでいる」「できれば片頭痛を予防したい」「症状が現れたときの対処」について相談してみると、医師からは「予防する薬がある」と言われ、説明を聞いたうえで使ってみることにしました。
片頭痛を予防する薬は、一定の期間毎日服用することと、副作用としてめまいが生じることがあるとのこと。説明に納得し、この方法で進めましょうとのことで処方してもらいました。
しかし私の場合は、副作用が思ったよりも負担になってしまいました。ふらつき感があり、日常生活を快適に過ごせなくなったのです。そのため、その次の受診時では医師に相談し、片頭痛の症状が出たときの頓服薬を処方してもらうことにしたのです。
市販薬で対処することに
しかし、頓服薬のために受診するのも段々と面倒になり、半年ほど通院後、医師と相談して以前のように市販薬で対処することに決めました。
市販薬も片頭痛の症状が現れてからすぐに服用すれば、効き目も高いとテレビで見たので、日ごろから頭痛薬を持ち歩き、痛みが出れば服用するように。以前は処方箋がないと手に入らなかった「ロキソニン」も今では薬局で購入できるので、とても助かっています。
生理前に片頭痛が現れたとき、予防することも可能と知りましたが、薬によっては副作用があり合わないことを体験しました。今は市販薬で対処し、胃腸にやさしいタイプや服用回数を減らすなどの工夫をしています。
また私の場合、片頭痛が現れると生理が始まり、生理が始まったあとは片頭痛も治まります。そのため、頭痛がしてもあと少しで治まると言い聞かせて気持ち的に前向きでいるようにもしています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/中山真希
監修/助産師REIKO
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