子どもにとって大事な日に…
私には小学生の娘と幼稚園に通う息子がいます。2人の年の差は3歳。これは娘の卒園式~入学式、息子の入園式が重なったときのことです。
娘の幼稚園の卒園式から、ちょうど1カ月後の4月には、娘の小学校の入学式と、息子の幼稚園の入園式。それぞれ必要な物の準備や式典に着ていく服選びなど、やることが山ほどあり、2月の説明会から入学・入園式が終わるまでは、バタバタとあっという間に過ぎていきました。
そして運が悪いことに、卒園式の日も入学式の日にも生理がぶつかり、子どもたちにとって一生に一度の大事な日に、私の体調は絶不調でした。
体調不良のなか、式典へ
娘の卒園式の日は経血の量が多い2日目で、翌月あった入学式は頭痛がする生理初日。さらに息子の入園式もまだ生理中の期間でした。子どもたちの大事な瞬間を見逃したくなかったので、鎮痛薬を飲み、なるべくあたたかい服装で参加しました。
薬で痛みは軽減できても、体が重くてだるい感じや、頭がクラクラする感じはどうしようもなく、できれば横になっていたいと感じるほど。コロナ禍で式典は簡略化され時間も短かったとはいえ、会場は換気のために窓や扉が開いていて寒く、つらい時間でした。
しかし主役の子どもたちは緊張しながらも楽しそうにしていたので、余計な心配をかけないよう私もなんとか笑顔で乗りきりました。
翌月に起きた変化
卒園と入学・入園でのバタバタがひと段落した次の月のことです。ほとんど乱れることのなかった生理が、予定よりも1週間遅れてきました。しかも、経血の量がいつもより少なくて……。私はこの数カ月が忙しくて大変だったから、生理もいつもと違うのかなと考えました。
そして生理6日目、今までにない事態が発生。いつもなら生理が終わっているはずの日に、急に経血がドバッと出始めたのです。私は初めてのことに驚き、軽いパニック状態になってしまいました。しかし痛みなどはなかったため、ナプキンを買い足し、様子を見ることに。
経血の量は翌日には落ち着いて、その次の生理はまたいつも通りの周期できたので、ひと安心しました。
このころは、子どもたちが環境の変化によって忙しく、精神的に不安定だった時期でもありました。また、初めて会う人たちや初めて行く場所が多く、ストレスがたまっていたのかもしれません。
経血の量がここまで変わったのは初めてで、とてもびっくりした出来事でした。あのときはすぐに経血量が落ち着いたので病院へは行かず様子を見ましたが、もしまた異常があれば一度病院を受診して、先生に相談してみたいとも思っています。
著者/斉藤ひかり
監修/助産師 REIKO
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