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「これが正解…!?」娘のお友だちに問題行動を起こしてしまう男の子が→1人のママ友がまさかの行動を!?

当時4歳の娘はお友だちと遊ぶことが大好きでした。よく幼稚園のお友だちと集まって公園で遊んでいたのですが、そこでは娘も含め子どもがNG行動をしてしまうこともあります。お友だちがNGなことをしてしまったとき、親がどのような対応をするのが良いか、私の中で正解と思える対応に出合った体験談です。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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イタズラ時の声かけ

 

 

イタズラ時の声かけ

 

「大丈夫よー」でいいの?

娘がよく遊ぶお友だちの中には、やんちゃな男の子Yくんがいます。Yくんは私など他のママを叩いたり、石を投げたり、勝手にかばんの中身を出したりと、NG行動をしばしば。Yくんママはいつもきちんと叱るのですが、同じく一緒に遊ぶAくんママはいつも「大丈夫、大丈夫」、「平気だよー」とYくんに笑顔で言います。

 

Aくんママはやさしさで言っているのだと思いますが、NG行動に対して「大丈夫」と言うのが、本当に正解なのだろうか? といつも思っていました。

 

 

Bちゃんママのケース

そんなとき、ときどき公園遊びに参加するBちゃんママにYくんが石を投げました。Bちゃんママは妊娠中。そこそこ大きな石を投げたので、私はヒヤッとしてしまいました。いつも通りYくんママはYくんを叱ります。するとBちゃんママは「ひどい! Yくん! Bちゃんママ怖かったよ!」と泣くフリを始めました。

 

それにYくんママも乗っかり、「大変! Bちゃんママが泣いちゃった! どうしよう」と続けました。するとそれまでニヤニヤしていたYくんは真顔になり、ママに言われずとも「ごめんね」とBちゃんママに謝ったのです。

 

私的には正解

私は今まで「やめようねー」、「やられたら嫌だよ」と当たり障りのない言葉をかけていました。けれどあまりYくんに響いている感じはなく、「まあ自分の子じゃないし、あんまりしつけに踏み込むのもな……」と思い、Yくんママが叱るのを待っていたところがあります。

 

そんなときにYくんにヒットしたBちゃんママの対応。やられた側の気持ちをきちんと言葉にすることで、Yくんにきちんと向き合っている感じもあり、Yくんのケースでは私的にBちゃんママの対応が正解かなと感じました。

 

 

その後YくんのNG行動が減ったかというと、そうでもありません。けれど、Yくんが何か感じられたかなと思える出来事だったので、Yくんのためにも「大丈夫だよ」ではなくBちゃんママのような対応を続けていこうかなと思っています。

 

 

著者:山口花/女性・ライター。2017年生まれの女の子と、2021年生まれの男の子のママ。夫の地元で個性的な人たちに囲まれながら育児しつつ、教育系ライターとして活動中。

作画:星田つまみ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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