無意識のうちに感じていた?
30歳になったころ、フラダンスを習い始め、発表会に参加することに。発表会までは3カ月ほど。毎週のレッスンに加え、他のクラスと合同レッスン、土日にもレッスンが入りました。
フラダンスがとても好きだったので、レッスン量が多くなることは苦にはなりませんでした。しかし、まだ習い始めてすぐのことで、発表会も間近。他のクラスとのレッスンなどで「はじめまして」の方と接することも増え、自分では負担に感じていなくても、無意識のうちにプレッシャーやストレスを感じていたのかもしれません。
生理がきていない…と気づいた
日々の家事と仕事の他に、発表会に向けてのレッスンが増えたことにより忙しくなり、自分の生理について無頓着になっていました。気づけば、毎月決まった周期できていた生理が1週間遅れていたのです。
しかし、習い事の友人から、「毎回、発表会前になると前は生理が止まることがあった」という話を聞いていたので、私も忙しかったから遅れているのだろうと、あまり深くは考えていませんでした。
そんなとき、ある友人に生理が遅れていることを話したら、「とても大事なことだから、軽く見ちゃいけない」と言われたのです。生理不順は体の不調を訴えるサインだとハッとした私は、産婦人科を受診することにしました。
産婦人科を受診して
しかし、レッスンでなかなか時間が取れず、結果的に発表会が終わってから産婦人科を受診。医師に生理が遅れていることを伝えました。いくつかの検査をしましたが、ホルモンバランスの乱れでしょうとのこと。ストレスで生理が止まることもあると医師に言われ、無理をしないようにと薬を処方してもらいました。そして、服用してから数日で生理がきたのです。
その後は生理の遅れはなく、発表会が終わったことでレッスン量も減り、穏やかな日々を過ごせています。この一件を通して、やはり生理は女性の体のバロメーターであることを身をもって感じました。
家事、仕事に加え、習い事で忙しくなり、気付けば生理が止まってしまった私の経験でした。習い事を始めたばかりでまだ慣れておらず、また新しく出会った人とのやりとりなどもあり、知らぬ間に負担がかかっていたのだと感じました。
忙しさから生理不順を放置してしまっていましたが、友人から助言を聞くことができてよかったです。これからも生理不順など、体に不調が出たときはしっかりと対応していこうと思います。
著者/中山真希
作画/ちゃこ
監修/助産師 REIKO
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