紙おむつは超多忙な現代ママを強力にサポートしてくれます。しかし、筆者は布おむつで育ったため、「実際、布おむつってどうなの?」と興味があり、第2子では布おむつを使ってみることにしました。
布おむつを伝ってよかったことや工夫したこと、環境負荷やコストについて、私の経験とあわせてお伝えします。
”布おむつのみ”はハイハイ前まで
布おむつは、紙おむつと違って頻繁に交換しなければなりません。しかし、洗ってまた使えるので「もったいない」と思わずにすぐに取り替えてあげられるので、自然とスキンシップが密になるように思います。
しかし、寝返りや掴まり立ちをするようになってくると、なかなか思うように交換できず、赤ちゃんの動きに合わせて紙おむつも併用しました。
わが家の「布おむつのみ」は0歳7カ月でハイハイを始める前まで。以降は外出時と就寝時は紙おむつ、日中は布おむつと、バランスよく併用していました。
布おむつと紙おむつ、環境負荷やコスト
一般的に「布おむつの方が紙おむつより環境負荷が少ない」と言われますが、実際に布おむつを使ってみて、環境負荷が特別少ないとは感じませんでした。たしかにゴミは出ませんが、代わりに洗剤の混じった洗濯排水が大量に出ます。
また、コストについても紙おむつ代はかかりませんが、洗剤代(赤ちゃんの肌にやさしいもの)や水道代がかかります。「どっちもどっち」というのが私の正直な感想です。
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ずらーっと干すと達成感がある!
布おむつ育児の醍醐味(!?)とも言えるのが、洗濯した布おむつを干すときです。ずらーっと並んだ真っ白なおむつが青空の下ではためく様子というのはなかなかいい眺めで、心が和みますよ。そして、ものすごく達成感があります。私は「よーし!またがんばるぞ~っ!」という前向きな気持ちになりました。
また、乾いたおむつは、第1子長女と「たくさんたたんだ方が勝ちゲーム」で片付けたのも楽しい大切な思い出です。
布おむつは赤ちゃんの排泄物を手で洗うので、体調の変化に早く気付くことができます。しかし、紙おむつの便利さも捨てがたいです。ママの疲労度や体調で布と紙をうまく組み合わせて楽しくやってみてくださいね。ハマるママはハマりますよ!(TEXT:伊川遥)