仕事のストレスを夫にこぼす私
私は人と会話をすることが大好きです。また、よくしゃべる性格のため、ストレス発散の方法の1つに、愚痴を吐くことがあります。これは転職前も今も変わらないのですが、今の職場は完全にテレワークのため、仕事中にモヤッとしたことを会社の人にこぼすことは難しいのです。そこで、とりあえず、夕飯を食べながら夫に愚痴を話すようになりました。
最近は私の業務量が増えたこともあり、仕事にストレスを感じるようになってきました。そんなとき私は、とりとめもなく夫に話をし続けるのです。しかし、それが夫にとっては結構な精神的負担だったことに、私は気付かずにいました。
夫と私の考え方の違い
私は早口かつ声も大きいため、ただ愚痴を話しているだけでも、まるで夫に対して怒っているような印象を夫に与えてしまうようでした。私は思考を言語化するのも得意なほうで、自分の考えがぽんぽんと浮かんでくるため、そのスピードで夫にまくしたてるように話してしまうのです。
一方の夫はわりと冷静沈着で話すスピードもゆっくりです。決して語彙が豊かとは言えないため、私たちの話し方は対照的ともいえます。そのため、夫は私の愚痴を聞いているだけでもストレスに感じていたようです。
また、私は夫に何かをアドバイスをしてほしいわけではなく、ただ聞いて受け止めてもらえれば十分なのですが、夫はどうしても対策法を提案したくなるとのこと。その点で、私たちの考え方は違っていました。
その結果、私が愚痴を言うと、いつの間にか夫婦喧嘩に発展してしまうということが多々ありました。
愚痴から大ゲンカに発展!
一度、私の愚痴をきっかけとして大きな喧嘩に発展したことがありました。そこで、このような喧嘩を繰り返さないために、一度話し合いを持つことにしたのです。
私から夫には「ストレスはため込まずにこまめに吐き出したい」「私が大変そう、しんどそうな状況で、自分には余裕があると思ったら、一時的に自分がこらえるほうを選んでほしい」とお願いをしました。
夫からは「ただ聞いてほしいのか、アドバイスをしてほしいのか、会話のゴールを明確にしてほしい」「愚痴を聞いてもらって当たり前だとは思わないでほしい」と言われました。
これらの希望を伝えあい、お互いが意識するようになってからは、私は負荷が軽い段階で愚痴を話せるようになりましたし、夫は聞き流せばいいやと思えるようになったそうで、愚痴によって喧嘩が起こることは減りました。
仕事で嫌なことがあったとき、精神的な支えとなるのは家庭だと思います。家庭という土台があってこそ、仕事も頑張れるのだと私は考えます。
つまり、今後も仕事を続けていくには、夫と円満な関係を築いていく必要があるということ。私の愚痴がきっかけで夫婦喧嘩になることもありましたが、今回のように2人で話し合いをしたりして、夫の気持ちを尊重し、今後も良い夫婦関係を作っていきたいと思っています。
著者/mgmg
作画/マメ美
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