任意接種でしたが長女・長男ともに水ぼうそうの予防接種は済ませていました。長女が水ぼうそうになっても発症しなかった長男、もしかしたら不顕性感染?!なんて淡い期待も抱いていました。運悪く、次男が生後5カ月のときに、長男のクラスで水ぼうそうが大流行しだしたのです。
長男、今回も回避できるか
第二子の長男のクラスで水ぼうそうが大流行。当時、第三子の次男は生後5カ月。0歳の「なり損」の話を聞いていたので、なんとか兄弟ともに乗り切ってほしいと、切に願っていました。
実は、第一子の長女も年中のとき、水ぼうそうに。予防接種をしていたにも関わらず、かなりひどくなり、3年経った今でも顔含めところどころに痕が残ってしまっています。長女罹患時には発症しなかった長男。今回はどうかとヒヤヒヤしていました。
長男のこの湿疹はなに?
最初は「虫刺され?」と見間違うくらいの小さな湿疹。判断つかず病院に行きましたが、病院でも「まだわからない」とのこと。
結局数時間後に爆発的に湿疹が増えていき、水ぼうそうと判明。このとき、すでに時遅し……水ぼうそうは発症前から強力な感染力を持っているので、次男も罹患覚悟でした。ただし、当時は生後5カ月。もしかしたら母体からの免疫がまだ残っているかもと、淡い期待をいだきながら数日間を過ごしていました。
やはり次男も感染していた……
覚悟はしていたものの、長男発症後、約2週間、次男の太もも部分に怪しい湿疹を発見しました。小児科で「おそらく水ぼうそうだね」と診断。時間とともにどんどん増えていきましたが、やはり母体免疫が残っているからかそれほどひどくなりませんでした。
しかし、機嫌が悪く大泣きし、微熱もありました。抗ウィルス薬もにがいのか、まったく飲んでくれません。おむつ部分に隠れる部分の湿疹がなかなか乾かないため、完治まで1週間以上かかりました。
その後、次男はRSに感染して入院。小児科の先生いわく「水ぼうそうで体力を消耗してしまい、より重症化してしまったのかも」とのことでした。ただ、同じ0歳児で兄弟が発症してもまったく平気な子もいるのだそう。免疫力の違いもあったようです。(TEXT:守田玲)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。