騒がしいなと思いトラネコさんは窓を開けてみました。すると、トラネコさんの家の駐車場にパトカーが止まっていました。「え!? なになに!? 」何が起きているの……?
まさかのパトカー無断駐車…
外に出て様子を見てみると。近所に消防車や救急車が止まっていました。近くに住んでいる人たちは何が起きているのかと、集まってきています。
そこにはトラネコさんの隣人の姿もありました。首をコクっと動かしてきたので、挨拶をしてきたのかと思い、トラネコさんは「こんにちは」と返します。
実はトラネコさんは、隣人の顔をはっきりと覚えていませんでした。コロナ禍でマスクをつけているし、似たような帽子を被っているご夫人もいるので余計にわかりません。
何があったのかを尋ねてみましたが、隣人もわからない様子。一緒に野次馬をして現場を見ていました。トラネコさんは仕事の途中だったので家へ戻りましたが、トラネコさんのお母さんはそのまま隣人と話し続けていました。
こうして徐々に距離を縮めていければいいなと思っていた矢先に「ドン!」「バン!」と大きな音が、お隣から聞こえてトラネコさんの家に響いてきたのです。
あんなにフレンドリーにさっきまで話していたのに!? うちの駐車場にパトカーが止まっていたから、事情を知りたくて話してきただけなのかなとトラネコさんは考えるのでした。
◇ ◇ ◇
救急車や消防車などが家の近くに来たら何かあったのかなと気になりますよね。しかも自分の家の駐車場にパトカーが止まっていたら、さらに驚きますよね。みなさんは、こういう場面に遭遇したり野次馬をしたことはありますか?