「おやつって必要?」夫のひと言にビックリ!
私たちは結婚してから一緒に暮らし始めました。付き合っているときは一緒に住んでいなかったので、お互いの暮らしの中での癖やこだわり、食習慣については詳しく知る機会がありませんでした。そのため、結婚してからお互いの価値観を知って驚く場面が多くあったのです。
たとえば、私が子どもにおやつをあげていたら、夫が「おやつって必要なの?」と聞いてきたのです。幼少時代に日常的におやつを食べていた私にとっては普通のことだったので、「おやつは必要でしょ?」と答えると、「いらないのでは?」と夫が言いはじめ、私はとても驚きました。夫は私と違い、子どものころにおやつを食べる習慣がなかったそうなのです。
なぜおやつが必要なの?と聞かれ…
離乳食のころは栄養面から特に何も言われませんでしたが、子どもが幼稚園に入ってから、夫が「なんでおやつを食べさせるの?」と私に聞いてくる回数が増えました。
とはいえ、夫は「おやつ反対」とは言っておらず、「なぜ?」といった様子。私は「おやつで栄養補給ができて、夕飯までの空腹をしのげるから。それに、心が満たされるっていう部分もあるかな」と答えました。夫は「ふーん」とあまり納得していないようでしたが、おやつをやめてほしいとは言いません。
結局、私はそのまま子どものおやつタイムを続けることにしました。
おやつタイムを続けた結果
子どものおやつタイムを続ける私には、気をつけていることがありました。それは、いろいろな種類のおやつを子どもにあげることです。
たとえば、二人でおやつを手作りしたり、ときには一緒にケーキを買いに行ったり。おやつを単なる栄養補給で終わらせず、私はおやつを通じて子どもの目の前の世界を広げたかったのです。とはいえ、夫の意見もあるのでおやつのあげすぎには注意。おやつ以外にも楽しい経験をさせ、夫の気持ちも無視しないようにしていました。
そのうち、私が子どもにおやつをあげていても夫は何も言わなくなりました。私の価値観を夫もわかってくれたのかな、と感じた瞬間でした。
夫婦といえども、やはり他人同士の価値観は異なるもの。私たち夫婦は、子ども時代に育ってきた環境が影響し、「子どもにおやつをあげるかあげないか」で意見が異なりました。
今回の件で、お互いの価値観を尊重し合うことの大切さを学びました。今後も何か意見の食い違いなどが起こったときはお互いに譲歩しつつ、良好な関係を保っていきたいと思います。
著者/中山真希
作画/こいでちゃこ
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