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「気づかず怒鳴ってばかりでごめんね…」夫の対応を見て、今まで息子の気持ちを邪魔していたと気づき…

3歳と1歳の男の子を育てている私。長男はなぜかあらゆる物を逆さまにして積み上げることに興味津々。最初のころは、私は「こんなこともできるようになってすごい!」と褒めていました。しかし、気づけば家の中のあらゆる物が逆さまに! そして、最終的にはいつも何か壊しては私が片づけなければならず、毎日のように長男を叱っていました。しかし、夫の言動をみて私は大反省したのです……。

「気付かずに怒鳴ってばかりでごめんね…」

 

 

「気付かずに怒鳴ってばかりでごめんね…」

 

 

何でも積み上げてしまう長男

長男は立つ物なら何でも不安定な形で平らなところに立たせ、微妙なバランスを取りながら積み上げていくことが大好き。そして自分の納得いく形で積みあがるとそれを眺めて満足し、そのまま放置するのです。

 

ときには積み上げる過程で落として壊すこともあり、家の中で長男から目を離せません。私は長男がおもちゃ以外の物に触ろうとすると「ダメ!」と叱ってばかりいました。しかし、長男は何度も同じことを繰り返すのです。
 

夫の対応

ある日夫が帰宅すると、長男がまた夫が使う予定の木材を勝手に触って積み上げていました。夫は長男に大激怒! しかし、夫は叱ったあと、泣いている長男を抱っこして、夫がなぜ長男を叱ったのかやさしく落ち着いて説明し始めたのです。

 

長男は落ち着きをとり戻し、「これダメ」と夫が注意したことを理解したかのように夫に話しかけていました。そして夫は、使わない木材を長男に用意して遊ばせていたのです。ただ長男に叱っては触らせないようにしていた私は反省しました。

 

 

長男の興味を尊重

それから私は「もっとちゃんと説明しないといけない」、夫がしていたように「代わりの物」を用意することもひとつの方法だということに気づきました。

 

長男は私が用意した代わりの物で遊ぶことに飽きたら、また家の中で目にした物を逆さまにして積み上げてしまうのですが、今では危険でなければ見守るようにしています。また、注意するときは「なぜダメなのか」目を見て説明すると、長男は理解しているようで触らないようになりました。

 

 

私は家の中がぐちゃぐちゃになることが嫌で、あからさまに長男を叱ってばかりいました。しかし、長男はもう3歳であらゆることに興味津々。夫の言動を見て、親の私が長男の関心や学べる機会を壊してはならないと気づいたのです。危険を伴うような危ないことは長男に注意説明しながら、長男の成長を見守っていけたらと思っています。

 

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監修/助産師REIKO

作画/山口がたこ


著者:岩見 エリ

2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。

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