前回、乳がんの治療費が想像以上に高額になるとわかり、「がん保険に入っておけばよかった」と後悔したあり子さん。いよいよ乳がんの治療方針を決める段階になり、先日受けた検査の結果を聞きに行くことに。
※作品内ではマスクを省略して描いています。
検査の結果は…
この時点ではまだ治療方針が定まらず、一度、脇の下のリンパ節の生検(組織の一部を切り取って顕微鏡で詳しく見る検査)をおこなうことに。
その結果次第で、
・脇のリンパ節への転移ありの場合は、抗がん剤→手術
・脇のリンパ節への転移なしの場合は、手術→抗がん剤
の順番で治療をおこなうことになりました。
このころはまだ、あり子さんには抗がん剤の知識がほとんどなく、「抗がん剤は副作用が強いと聞くから怖い」と、抗がん剤治療への漠然とした恐怖を抱いていたそう。
しかし、実際の抗がん剤治療を経て、「抗がん剤での治療は確かに大変。でも、つらいことは医師に相談して副作用を抑える対処をして、いかにうまく副作用と付き合えるかが大切」という考えに今は変わったのだそうです。
医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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