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夫が激務で家にいない!孤独な育児がつらくて笑う余裕がなくなった私が頼ったのは…【体験談】

私が長男を出産して、1カ月ごろのお話です。仕事が忙しい夫は家にいる時間が少なく、私はワンオペで育児をしていました。長男は抱っこでないと寝てくれず、私の疲れはたまっていく一方。それでも孤育てを頑張っていましたが、ふと私は、自分が笑えなくなっていることに気付き、ある人に頼ることにしました。

現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。

 

初めての“孤育て”

私は長男を出産してから約1カ月間、実家へ里帰りしていました。そして長男の1カ月健診を終えてすぐ、夫が待つ自宅へと戻りました。

 

そこから3人での生活が始まりましたが、夫は職業柄、夜勤などがあり、基本的に1度出勤すれば翌日までは帰ってきません。忙しいときは数日間帰って来られないこともあり、私は初めての育児をほとんどひとりでおこなうことになりました。

 

疲労がたまっていく

初めての育児で不安ななか、なんとか長男を育てなければと奮闘していました。しかし長男は授乳を終えても、なかなかうまく寝てくれません。抱っこすれば寝てくれたのですが、布団に降ろすと起きてしまうため、一晩中抱きっぱなしで過ごすこともありました。

 

そんなことが続くなか、疲労がたまっていた私は、「1日だけでもいいから、夫に長男の寝かしつけを代わってほしい」と感じるようになっていました。しかし夫は相変わらずの激務。寝不足になりながら頑張って仕事をしている姿を見ていたので、とても代わってほしいとは言えませんでした。

 

笑う余裕すらない

孤育てが続くなか、私は肉体的にも精神的にも限界が近づいていました。気付けば長男に笑いかけてあげる余裕もなくなり、「これはよくない」と感じて母に相談することに。母も働いていたため相談するか迷いましたが、私の話を聞いた母は「どうして早く言わなかったの! 仕事なんてなんとでもなるんだから、全力でサポートするよ!」と言ってくれました。

 

私は申し訳ない気持ちになりながらも、1週間ほど実家でお世話になることに。長男がなかなか寝てくれないときは母が代わってくれたため、いつもより睡眠をとることができました。そのおかげで、自宅に戻ったあとは余裕も生まれ、「また頑張ろう!」と思い直すことができたのです。

 

 

夫が激務であることと、母親が仕事をしていることから、私は「誰にも頼っちゃいけない。自分でやらなきゃ」と思い込んでいた部分がありました。しかし、意を決して母親に頼ってみると、全力でサポートしてくれました。そのおかげで私は余裕を取り戻し、また育児を頑張れるように。今回のことで、「限界が来る前に誰かを頼るべきだ」と、強く実感しました。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 


著者:森井さやか

小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。

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