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「ツイン…」と医師がひと言。まさかの双子妊娠!?第1子のときよりつらかった妊娠初期の生活

双子を妊娠したと判明したとき、「まさか双子を妊娠するなんて!」と喜んだと同時に、「無事に出産できるのか」という不安な気持ちにもなりました。医師から「双子妊娠の場合、基本的に安静にするように」と言われたのです。今回は妊娠初期の生活の中で、大変だったことについてお話しします。

まさか、双子を妊娠するなんて

双子の妊娠が判明するきっかけとなったのは、不正出血が1週間続いたことでした。診察台で、医師が「ツイン」とひと言。エコー写真を見せてもらうと、2つの胎嚢(たいのう)がありました。まさか、双子を妊娠するなんて!と、驚き喜びました。それと同時に、無事に出産できるのか不安になりました。

 

医師からは、「多胎妊娠の場合、臨月まで安静に過ごすように」と言われたのです。妊娠が判明したときは生後9カ月の息子がいたので、安静に過ごせるのかとさらに不安になりました。

 

双子妊娠初期で大変だったこと

妊娠初期で一番大変だったのが、つわりでした。妊娠8週ごろからつわりがひどくなりました。においにも敏感になり、吐く回数も増えていきました。息子に手作りの離乳食を作ることが難しくなり、市販の離乳食をあげることに。しかし、私は市販の離乳食のにおいも苦手で、吐きながら息子に食べさせていました。

 

また、生後10カ月になった息子を抱っこをしないといけないことも多く、それも大変でした。散歩にもどこにも行けず、1日中家で過ごすしかありません。息子はハイハイをしていたので、けがのないように見てあげることで精いっぱいでした。

 

 

何をするにも吐いてばかり…

妊娠10週からは、食べても食べなくても吐いてばかり。横になっても吐きたくなり、ゆっくり休めませんでした。そのため、妊娠13週で尿にケトン体が出て、入院をすすめられてしまったのです。私は息子と離れてしまうことが不安だったため、点滴を2日に1度おこなうことにしました。

 

吐いても水分だけはとるように気をつけ、妊娠16週ごろにようやくつわりが治まり始めましたが、体重は5kg減に。それでもおなかの子たちは無事に大きくなっていました。

 

 

妊娠初期は、何もしていなくても、何を食べても吐いてばかりでした。上の子を妊娠中のつわりでは少し食べることができていたのですが、今回はとてもつらく感じました。そしてつわり中、息子と最低限しか関われなかったことは今でも申し訳ない気持ちになります。つわりを乗り越えることは大変でしたが、おなかの赤ちゃんたちには何も問題なかったことが救いでした。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師 松田玲子


著者:北川さくら

3歳の男の子、2歳の双子の女の子を子育て中のママ。保育士資格、幼稚園教諭免許を保有。自身の経験をもとに妊娠、出産、育児の体験談を執筆している。

 

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