わが家は立ち会い出産
私が息子を出産したとき、夫の希望で分娩に立ち会ってくれました。破水から始まったお産で、自然に陣痛がきてからは2時間弱で息子が生まれたため、時間こそ短かったものの、陣痛に耐える私の姿に夫はかなり心配になったようでした。
無事息子が生まれた瞬間に、夫は感動の涙を流していたほどです。病院で別れて自宅に帰ってからも「本当に大変な思いをして生んでくれてありがとう」と、夫から何度もスマホにメッセージが届きました。
「ラクでよかったですね!」にモヤモヤ
息子の生後1カ月健診も無事に終わり、夫の高校時代からの友人がお祝いを持って遊びにきてくれました。
夫の友人は、ちょうど最近自分のお姉さんが子どもを出産したばかりとのこと。「姉は陣痛がきてから1日半かかったみたいで、めちゃくちゃ大変そうでしたよ。どのくらいで生まれたんですか?」と聞いてきたので、「それは大変でしたね。うちは破水からで、陣痛がきてからは2時間くらいでした」と答えると、「早っ! ラクなお産でよかったですねー」と言われ、その言葉に私はモヤモヤ……。
夫の反論にスカッと!
私が笑って受け流そうとしていると、すかさず夫が反論。「いや、陣痛時間短いと痛みが一気にくるみたいだから、すっごい大変そうだったよ!」と、友人に返してくれたのです。
友人は「そういうものなのかー。どっちにしても大変だ……」と言っていて、陣痛の時間の話はそこで終わりました。友人が帰宅したあと、改めて感謝の言葉を私から夫に伝えるのは照れくさかったので、その日の夕食は腕によりをかけて、夫の好物をたくさん作りました。
夫の友人は、まったく悪気なく「ラクなお産」と言ったのでしょうが、そのひと言に私は「陣痛時間が短い=ラクなお産ではないのに……」とモヤモヤしてしまいました。夫の友人だし、わざわざ息子の出産祝を持ってきてくれた、という状況だったので私は反論するつもりはありませんでした。しかし立ち会い出産をした夫が、私の陣痛のつらさをわかってくれていたことがうれしかったです。
著者:吉川 みきな
2008年生まれの女の子と2018年生まれ、2022年生まれの男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
私は先日、第4子を出産しました。
分娩所要時間
(陣痛発生から出産し、胎盤を出し切るまで)
1時間26分でした。
4人産んだ中で時間は最短だけど
一番出血量が多かったです。
そして、2番目、3番目より痛かったです。
助産師さんによれば
赤ちゃんの生まれる準備が早く終わっても
ママの身体が分娩準備を終えられずに
赤ちゃんが出てきてしまうと
子宮口の伸びが悪く裂けやすかったり
出血量が多かったりするそうです。
分娩時間は短いよりも長い方が辛い
と言われがちですが
短くても身体へのダメージはかなりあるとのことです。
芸能人なんかも短時間での出産について
【超安産】とか言っちゃってますが
初産平均8時間前後
経産平均5時間前後
で、何事もなく産めるのが
本当の安産なのかも知れません。
勿論、陣痛は
そうそう耐えれるものではありませんから
1時間や2時間で生むのが悪いとは思ってないです。
(私自身、1人目5時間半弱、2人目2時間弱、3人目2時間半弱でした)
ただ、先日の4人目の出産で
一番短い割に一番貧血などのトラブルが多かったため
一番の難産かも知れないなと思いました。
皆さんには是非
短時間のお産が良いと思い込まないで貰いたいです。