卵巣嚢腫摘出手術の日、手術の準備をして、いよいよ麻酔の瞬間。長谷川さんの意識はだんだん遠のいていき、気がつくと……!?
ついに手術がスタート
手術当日は、夫と長谷川さんの母も駆けつけてくれました。手術に向けた準備を済ませて、長谷川さんは手術室へ——。
手術室に着くと、自分で手術台に登りベッドに横たわりました。そして、いよいよ麻酔の瞬間……。ガス麻酔なので、医師の掛け声に合わせて口に当てたマスクからガスを吸おうとしますが、むせてしまい、うまく吸うことができません。それでも、3回目の掛け声でガスをきちんと吸ったとき、長谷川さんの意識はなくなったのです。
ピッピッピッピッ
話し声と規則的な機械音が聞こえてきて、手術が終わったことがわかりました。しかし、意識は戻ったものの「全然動けない…」! 麻酔がすこし効いているのか、体は動かせず、周囲の声や音だけが聞こえる状態で……。
その後、夫が手を握ってくれたとき、長谷川さんもギュッと握り返すことができました。不安に思っていた麻酔がうまくいってよかったですね。
監修/助産師REIKO
長谷川ちひろさんのマンガは、このほかにもInstagramやTwitterで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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