生理開始前後の体調不良
私は、決まって生理開始前後に体調が悪くなります。特に生理開始の3日前くらいから体のだるさが顕著になり、意識がぼんやりしてしまうことも。加えて、過度な眠気に襲われ寝込むことも珍しくありません。
そして、生理が始まって2日目までは、だるさ、頭痛などがひどく日常の行動が制限されてしまいます。極端に無気力になり、家事や飲食すらもおっくうになりがちで……。
彼に負担をかけたくなくて…
私は彼氏と同棲していて、残業の多い彼に代わり夕食を作る機会が多くありました。ひとり暮らしのときは自分の生活に支障がない範囲で適当にサボっても問題なかったのですが、今は2人暮らし。
忙しい彼になるべく負担をかけたくない気持ちがあり、また、SNSなどを見ていて「男性は生理に理解がない」というイメージがあったため、彼に「つらい」とはなかなか言い出せず……。
とはいえ、体調不良に勝てず寝込んでしまうことも多くなり、私は彼に生理による体調変化について話すことにしました。
彼の対応に感動
すると、彼は私の話を真剣に聞いてくれました。生理についてわからないことはきちんと質問してくれ、私の体調のことを理解しようと努めてくれたのです。
そして、私が生理前後でダウンしているときは、残業後でも嫌な顔1つせず夕食を作ってくれるように。「男性は生理に理解がない」という負のイメージを持っていただけに、彼の行動に感動してしまいました。
さらに、彼は私が生理でつらいときでなくても体調に気を配ってくれるようになり、日々私が過ごしやすいように環境を整えてくれ、とてもうれしく感じています。
「男性は生理に理解がない」と、どこかあきらめのような気持ちを持っていた私ですが、現実はまったく違いました。彼はきちんと話を聞いてくれて、どうすればいいかまで一緒に考えてくれたのです。「もっと早く彼に伝えればよかった」と思うのと同時に、もっと男性の前で女性が話しやすい環境になったらいいのにと思いました。
著者/花里結月
作画/ちゃこ
監修/助産師 REIKO
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