yokaさんの理想の家族と現実
引っ越ししてからの4年間でたくさんの変化があったyokaさん一家ですが、トモたんの学校での孤独問題が解決してから、良い方向に向かっています。トモたんにチックの症状が現れることはなくなり、ナオたんのイヤイヤ期や登園拒否も落ち着いてきたようです。
パパは11月末に仕事を辞めることができましたが、収入はまだまだ安定しなさそうです。yokaさんはパートが決まり、念願の職場復帰を果たしました。
yokaさんには理想の家族像があったけど、現実は真逆の日々。プチッと何かが切れて一度は家を出たyokaさんが戻ってきて分かったことは、テレビで観る理想の家族像と現実は違う。現実では予想外のことが起こります。
yokaさんは自分の中でたくさん悩んだことで納得のいく答えが見つかりました。
“声をあげれば助けてくれる人が身近にいたから、泥臭くても、家族が生きやすいように前に進んでいこう”と。
2021年5月。yokaさんは近所のお店でパートをしています。子どもたちはママが働いていることが視覚的にも分かり、わがままを通すことが減ったようです。
パパは約束通り、ナオたんの送迎だけはしてくれます。送迎だけは!持ち物の準備などはしてくれません…。
そして、yokaさんは自分が嫌だと思ったことは家族に冷静に伝えるようになりました。
“これからも家族の問題に直面することはあると思うけどきっと大丈夫!家族の成長と共にママも成長するから”
ママをやめた日はこれで終わりです。今まで読んで下さった方ありがとうございました。
yokaさんはこのマンガを通して、「同じような悩みを持っている方の少しでも参考になればいいな」と思って描いたそうです。何か1人で悩んでいる方はyokaさんのように、病院やスクールカウンセラーに頼ってみてください。
※この話は現在のものではなく、過去の体験談です。