次男が「虫」に咬まれた日のこと
とある日の夕方、まめねこさんの家の前の草むらで子どもたちが遊んでいました。帰宅後、次男の耳の側にホクロのようなものを発見したまめねこさん。ホクロに見えたそれは、なんと「虫」だったのです。
まめねこさんは、急いで夫にピンセットをとってきてもらい、虫を取りました。写真を撮り、画像で検索するとその虫は「マダニ」と判明。そしてネットで情報を調べるうちに、まめねこさんは事の重大さに気がつきました。マダニは取らないで病院を受診したほうが良いとネットに書いてあったのです……。
#8000(こども医療でんわ相談)に電話をすると皮膚科を受診してくださいと言われ、翌日の朝一番で受診。とっておいたマダニを先生に渡して、顕微鏡で確認してもらうと、「マダニの幼ダニ」でした。
先生は「抗生剤を5日間飲んで、経過を見ましょう」と言いました。
やがてまめねこさんの次男がマダニに刺されてから、1週間以上が経過しました。抗生剤も飲み終わり、気になる症状は出ていないとまめねこさんは言います。そしてまめねこさんは、今回の出来事をSNSで報告しました。すると、
「飼いねこについていた」
「庭の芝生に寝転んだら」
「都内の公園で」
と、次々と咬まれた経験がある方から反響が! マダニに咬まれた経験がある方が予想以上に多くいたのです。
そこで、まめねこさんはマダニの注意点などを皮膚科の先生の助言をもとにまとめ、自然の中に出かけるときはマダニに注意が必要だと呼びかけています―。
◇ ◇ ◇
公園などで遊んでいて、マダニに咬まれてしまったときのために対処法を理解しておいて、あわてずに受診できるようにしたいですね。
監修/助産師 松田玲子