コロナ前の夫婦とテレビの関係
お出かけが大好きな私たちは、「室内より屋外!見るより体験!」という考えで生きてきました。テレビを観るのも好きでしたが、私はドラマ派・夫はバラエティ派だったので、2人で並んで観ることはほぼありませんでした。
そんな中、広まっていったコロナウィルス。都内在住の私たちは、外出自粛を余儀なくされました。家で一緒にできることといえば、テレビを観ることくらい。1台しかないテレビで、私の趣味のドラマを観るわけにもいかなかったので、夫が録画したバラエティ番組を観る日々が続きました。
コロナ中の夫婦とテレビの関係
最初は笑って観ていたのですが、同じような番組ばかり見るのが段々つまらなくなってきました。思い切ってそのことを告げると、夫もいよいよ見飽きていたらしく、ドラマや恋愛リアリティーショー、ドキュメンタリーも見てみようということに。
それを機に、私たちはテレビにドハマり。番組を通して他人の人生を体験できることがおもしろく、夕飯から寝る直前まで2人で並んでテレビを観るのがお決まりになりました。休日は近くのコンビニでお酒とおつまみを準備し、お風呂に入ってからテレビの前に着席するという力の入れよう。
しかし、それがとても楽しく、何よりのストレス発散となり、かけがえのない夫婦の時間になっていきました。
テレビが築いた夫婦の関係
テレビを観るようになり、最も変化したことがあります。それは、夫婦の関係です。私は言いたいことが言えない性格で、爆発寸前まで我慢してしまうタイプ。夫にすら直してほしいところが言えず、モヤモヤすることがありました。
しかしテレビを観ていると、番組を介して言いたいことをポロっとこぼせるのです。有難いことに、夫は私の発言を聞き流さず、自分事として受け入れてくれました。反対に、夫がこぼした発言から学ぶこともあり、テレビのおかげで2人の関係性がより良好になりました。
今までは、休日は外に出て思い出を作りたい!とばかり思っていました。しかし、家でテレビを観る機会ができたことで、夫婦の大切な時間が増えた気がしています。これからも、いろいろな形で2人の時間を過ごし、関係を深めていけたらと思います。
著者/ずんこ
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