歩道を自転車で走行し、お叱りを受ける
私の自宅付近の歩道は狭く、ぎりぎり歩行者が2人で並んで通れるくらいの幅の歩道も数多くあります。私がいつものように子乗せ電動自転車の後ろのシートに3歳の子どもを乗せ、その狭い歩道を走行していると、前からランニングをしながらこちらに向かってくる中年男性の姿が。
私は歩道の脇に少しスペースのある位置で自転車を一時停車して、男性が通り過ぎるのを待つことにしました。ところが、男性から「自転車は車道を走りなさい! 」とお叱りを受けてしまったのです。
自転車の走行ルールを再確認することに
数十年間ずっと同じ歩道を自転車で走行していた私ですが、車道を走るようにと言われたのはこの日が初めて。そのときは私も子どももびっくりしてしまいましたが、これを機に、私は自転車の走行ルールを改めて確認することにしました。
そこでわかったのは、道路交通法上では、自転車は軽車両扱いであるということ。そして、例外はあるものの、自転車は原則車道もしくは自転車専用の道路を走行するのがルールとなっていました。男性とすれ違った歩道には、自転車専用の通行帯や自転車道はありませんが、自転車歩行者道の標識もありません。改めて、自転車は車道を走らなければならない場所なのだと確認することができました。
帰宅路を変更!自転車歩行者道を通る
自転車で保育園から帰宅するにはその道を通るのが一番早くて便利なのですが、男性とすれ違った道はカーブのある登り坂。普通の自転車より横幅のある子乗せ自転車に、体重14キログラムにもなる子どもと荷物を乗せてその車道を走るとなると、フラついたときに自動車と接触してしまう危険性も……。
そこで私は、別の道を通って帰宅することにしました。以前通っていた道を使うよりは少し道のりが長くなってしまうのですが、自転車歩行者道の標識がある歩道しか通らないので、安心して自転車で走行できます。
これを機に自転車の走行ルールを見直すと、私の理解不足や、法改正により変わったことがありました。自転車の走行ルールについて私の理解が甘かったことを反省するとともに、正しいルールを再確認し、守るように心掛けています。
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著者:武田 ゆうか
2歳女児の母。1987年生まれのミレニアル世代。小さいころから本と歌が好き。就職活動に失敗し、それまで無縁だったIT業界で社会人生活をスタート。20代で結婚し、子どもを授かるも、夫のモラハラに苦しんでいる。