「私からしたら大被害なんですけど!? 早く捕まえないと、逃げられちゃうじゃない!」と、取り乱すM美さん。さらに「被害届を出すから早く捜査を……」とM美さんが訴えると、警察官から「あなたは出せませんよ」と言われてしまい……!?
被害届が出せず、弁護士へ相談すると…
「いやいや被害者はカード会社ですよね? お金を払うのはカード会社なんですから。となると、被害届はカード会社が出す必要があるんですよ」
「は? お金を払うのは私なんですけど?」
「じゃあどうしたらいいのよ? 警察が役に立つないなら、どうしてやってお金を取り戻したらいいの?」
納得できず、騒ぎ立てるM美さん。
「お金を取り戻したいなら、まず弁護士に相談するのも手ですけどね。専門にやってるところもありますから」
「もういいわ! じゃぁ弁護士に相談します!!」
そう言って警察署を飛び出したM美さん。
しかし、無料法律相談に電話しても、詐欺アカウントは海外のサーバーを経由していることが多く、解決まで時間と費用かかるため、警察に相談した方が良いと言われてしまいました。
カード会社、警察署、無料法律相談にたらい回しにされ、怒りのぶつけどころがないM美さんは……!?
詐欺被害に遭ったのはM美さんでも、お金を払うのはクレジットカード会社のため、被害届は出せないと言われてしまいました。さらに、警察署で「弁護士に相談したら……」と言われてその通りにしたのに、無料法律相談の電話では「まずは警察に……」とたらい回しにされるM美さん。こういった状況は、やり場のない怒りで誰でもイライラしてしまいますよね……。M美さんが冷静に動いて、問題が早期に解決するといいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。クレジットカードが不正利用された場合や不正利用のおそれがある場合は、ただちにカード会社へ連絡して不正利用された旨を伝え、クレジットカードの停止措置を依頼しましょう。
不正利用されてしまった場合のカード会社による補償や盗難保険の適用等については、各カード会社や保険会社にご確認ください。
お困りの際は、警察、消費生活センター、弁護士等の専門家にご相談ください。