地元ではない都会での子育て
私は地元ではない都市部で子育てをしています。就職をきっかけに都市部に来た私は近隣に知人が少なく、親戚なども近くにいない状況です。夫は仕事が多忙で、家事と子育ては9割方私が担っていて、毎日疲れ果てている夫に私はほとんど愚痴や弱音は言えませんでした。そんな私が、とても気になっていたのが子どもとのおでかけ。
私が住んでいる地域は交通量が多く、子どもと散歩をしていると、車や自転車、歩行者と子どもがぶつからないか、いつも冷や冷やしてしまいます。また、子どもが石や植物に興味を示すことがあるのですが、基本的にどこも私有地なので、「ここは人の家だから入っちゃダメだよ!」と子どもの行動を制止してばかりで、もっと自由に子どもを遊ばせてあげたいなと感じていました。
妊娠とママ友とのおでかけ
そんな中、私は2人目を授かったことで、転倒しては危ないので自転車に乗ることを控えるようになりました。車を保有していない私は徒歩圏内で生活しなければならず、子どもといつも同じ近所の小さい公園でばかり遊ぶような日々になってしまいました。妊娠中で体が重いこともあって私はすぐに疲れてしまい、子どもと思いっきり遊んであげることができず、罪悪感を覚える日々。
そんなあるとき、ママ友家族が車で近隣の県にある大きい公園に連れて行ってくれました。大きい公園では子どもは自由に走り回れますし、自転車や他の車に冷や冷やする必要もありません。石や植物も自由に触らせて遊ばせることができました。この日をきっかけに、私も「車で子どもをおでかけに連れて行ってあげたいな」と考えるようになったのです。
里帰り出産と運転の練習
車を運転するにあたって、1つ心配だったのが、私が10年間ペーパードライバーだったことです。車を運転することが怖くて仕方がありませんでした。ただ、ちょうど2人目の出産を地元でする予定だったため、地元なら車の運転の練習ができそうだと考え、妊娠7カ月ごろに思いきって車を購入することに。
初めは運転が怖かったものの、ベテランドライバーである母に同乗してもらって練習するようにしました。1週間ほど練習したら徐々に慣れて、子どもを公園やレジャー施設にたくさん連れて行ってあげられるようになりました。
子どもも広い公園で思いっきり遊べてとても楽しそうにしています。なにより、妊娠中の私は徒歩で移動する必要がなくなり、体力面でかなりラクになりました。都市部の自宅に戻ってからも、自然の多い近隣の県で子どもを思いっきり遊ばせてあげたいなと考えています。
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著者:本田 ひな
2歳女児の母。管理栄養士として保育園に10年勤務した経験と、投資歴13年の経験を生かし、栄養やお金について執筆中。