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「邪魔すんな!」強烈な恐怖体験!ストーカーになった元カレとビンタバトル!

私は医療系の専門学校に通っていたころ、高2から約4年付き合っていた彼と別れました。理由は奔放な彼に振り回されるのがイヤになったから。でも、私が一方的に振ってしまったせいか、彼のストーカー行為が始まってしまって……。

「邪魔すんな!」強烈な恐怖体験!ストーカーになった元カレとビンタバトルした話

 

彼の奔放さがイヤになり別れを決意

高校2年生のときから、4年近く付き合っていた同級生の彼。医療系の専門学校に進学した私は、実習や課題で忙しかったものの、彼が「会いたい」と言ってくれたら、なるべく時間をつくって会うようにしていました。

 

だけど、なんとか時間をやりくりして会っても、デートは彼の好きなパチプロのはしご。さらに、彼は「何もないから」と言って男友だちと一緒に女の子と遊びに行くこともあり、そんな自由奔放な彼がイヤになって、私はLINEで一方的に別れを告げました。

 

彼からは何通ものメッセージと電話がきましたが、ほとんど無視。後日、共通の友人に、彼がキャバクラの女性を家に泊めたという衝撃的な話を聞いて、「別れて本当によかった……」と心の底から思いました。

 

別れたくないと言って彼がまさかの行動に!

ある日の実習帰り。実家の近くで「見慣れた車があるな」と思っていたら、彼が車から降りて走ってきたのです! 逃げたい気持ちを抑えて用件を聞くと、彼は「別れたくない!」の一点張り。こちらの話をまったく聞いてくれません。家族や近所の人に彼と揉めている姿を見られたくなかったこともあり、私は無理やり彼の話を切り上げて帰りました。

 

その数日後に、「思い出の場所で最後を過ごすわ」と彼から何やら不穏なメッセージが届きました。気になって、二人でいつも会っていた公園に夕方行ってみると、ベンチで横になって寝ている彼を発見。近くにはビールの空き缶6本と大きいカッターナイフが置いてありました。

 

焦った私は、彼を起こさないようにカッターナイフをそっと持ち出して自分の車に入れたのですが、車に鍵をかけたところで彼が起きてしまい、カッターがないことと私の存在に気づいて、こっちに駆け寄ってきました。そして「俺のことを邪魔すんな!」と私を3回ほど車に叩きつけ、首を絞めてきたのです! パニくった私は、彼に人生で初めてのビンタを喰らわしました。向こうもビンタされるとは思っていなかったようで、動揺して彼の手が緩んだ隙に私は車に乗り込み、なんとか家に帰りました。

 

彼のストーカー行為はしばらく続き…

実家に帰り着いたものの、恐怖心でいっぱいの私は「彼が追いかけてきたらどうしよう」と、なかなか家に入れません。不安にしている様子を家族に気づかれて、心配をかけてしまうのもイヤでした。

 

そんなときに、同じ専門学校に通っていて、よく相談にも乗ってくれる同期から偶然LINEが。返信すると、いつもと様子が違うことに気づいてくれて、その子から電話がきました。同期に泣きながら彼のことを話したことで私は気持ちが落ち着き、気分も少しスッキリ。翌日は、普段通りに実習へ行くことができました。

 

その後も、車で待ち伏せしていた彼が手に包丁を持っていたり、電話やLINEの通知が鳴り止まなかったり……。ストーカー行為のようなことがしばらく続きました。しかし、相手にしないでいるうちに、少しずつ彼からの接触はなくなりました。

 

彼と絶縁し、ようやく平和に

彼からのストーカー行為が止んで数日経ったころ、仲のいい同期の女子が実習を受けている病院に、彼が入院したと知りました。私と別れてから彼は毎晩飲み歩いていたらしく、アルコール中毒になって入院したとのこと。同期の話によると彼は入院生活に耐え切れず、1週間で退院したそうです。

 

しばらく経って彼のことを忘れかけたころ、一度だけ彼の親から電話がありました。「別れたって聞いたけど、今まで息子にやさしくしてくれてありがとう」といった内容と、いつもの時間になっても彼が家に帰ってこず、私に連絡してみたとのことでした。

 

後日、知り合いから聞いた話によれば、彼は睡眠薬を大量に飲んだり、ビールと睡眠薬を一緒に飲んだりして救急車で運ばれたこともあったそうなので、ご両親が心配されていたのだと思います。ただ、それ以降、彼や彼の家族からの連絡はありませんでした。

 

 

彼とのことは苦い思い出になりましたが、その後、いいことがありました。以前からいろいろ相談に乗ってくれていた同期の男性から「俺じゃダメ?」と告白されたのです! すぐにOKしたい気持ちはあったのですが、彼と別れてあまり日が経っていなかったので一旦保留。その1カ月後くらいに付き合うことになりました。その同期が今の夫です。当時、夫が相談に乗ってくれて告白してくれたからこそ、私も次に進むことができました。おかげさまで今年2人目を出産し、来年には家も建てる予定。今は本当に幸せです!

 

文/西島さくらさん

 

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