飲み物を飲ませ、荒れていた部屋を掃除しました。その後、生活費を無駄にしてしまったことや、アカウントを乗っ取られた挙句に規約違反でアカウントが停止した話をM美さんから聞き、呆れるパパ。
それでもM美さんが心配なパパは、連絡してもスルーされていた毒親マンガを「気分転換と思って読んでみたら?」と再度すすめました。
M美さんがマンガを読むと……?
毒親の何がダメなの?
「ねぇこれって何がダメなの? なんかいまいちピンと来ないっていうか……」
毒親マンガを読んでも、何がよくないのかわからないM美さん。
「私の母親は……母親の話はしたくない」
「昔からその話題を嫌がるというか……避けてるよね。結婚するときもそうだった。結局ご両親に挨拶もできなくて気になってたんだよ」
「何回も言ってるけど、うちはちょっと特殊だし話してもわからないと思うから……とりあえずもうちょっと読んでみるよ」
母親の話をしないものの、M美さんは興味がないと言っていた毒親マンガを読み進めることに。
「じゃあ帰るわ。パンも買ってるから、ちゃんと食って」
そう言ってパパはM美さんの部屋を後にしました……。
毒親マンガを読んでも、何が悪いのか理解できないM美さん。さらに、M美さんが嫌がったために結婚の挨拶をしていないということがわかりました。両親とただ疎遠になっているわけではなさそうです。最初は「つまらない。興味がない」と拒否していた毒親マンガですが、「とりあえずもうちょっと読んでみる」と、ほんの少し前向きな姿勢になったM美さん。これをきっかけにM美さんがいい方向に変わると良いですね。