そんな日はいつもお母さんから「絶対余計なことを言うなよ!?」と釘を刺されていました。しかし、助けを求めるM美さんは、勇気を振り絞ってほんの少し袖をめくってアザを見せると、お母さんにバレて殴られてしまいました。さらに、学校でいじめられても周りの大人や、担任の先生さえも助けてくれませんでした……。
ついに病院を拒否する理由が判明!
「こらグズ! 出かけるぞ!」
怯えるM美さんがどこへ行くか聞くと……
「病院だよ! 病気だから働けないって診断がいるんだよ!」
怖い顔でそう答えるお母さん。
お母さんの病院の付き添いは、いつも“とても恐ろしいもの”を見せられるため、M美さんは恐怖を感じていました。
幼いころは何科にかかっていたのかわからなかったものの、医師からは主にアルコールのことを注意されていたお母さん。
働けないと言う診断が欲しくて病院へ行ったはずなのに……
「私はアルコール中毒じゃない!」
お母さんは信じられないほど暴れ出しだすのでした。
暴れるお母さんを医師と看護師が押さえつけ、その異常な光景が恐ろしくて恥ずかしくて、その場から消えたくなる思いがしたというM美さん。
「病院へは二度と行きたくありません。妊娠・出産のときは小さな個人の産院に行きましたが、病院に行くと暴れる母を思い出します。これから先も行くつもりはありません」
M美さんの話を聞いて、いつも病院を拒否していた理由がわかったパパでしたが…?
今までのM美さんの行動ひとつひとつが、幼いころの環境に原因があることがわかってきました。自ら話すことで過去と向き合い、少しずつでも前進してほしいですね。