【前回のあらすじ】病院で精密検査を受けた結果、「子宮頸部高度異形成」、つまり、子宮頸がんになる一歩手前の状態だと判明した津島さん。医師の判断により、がん化してしまう前に手術を受けることに。そして、いよいよ手術当日。手術台に乗せられて静脈麻酔をされた津島さんは、一瞬で意識が遠のき、気がついたら手術が終わっていて……。
何かに似てるな
切り取った患部を見た津島さんのパートナーは、「なんだかこれ……焦げたホルモンみたいだな」と思ったそうです。
ちなみに、津島さんが受けた手術は「子宮頸部円錐切除手術」と呼ばれ、子宮頸部をレーザーや高周波メスなどで円錐状に切り取るもの。
手術で切除した部分は、このあと病理検査(顕微鏡で調べる検査)に回され、もしがん細胞が見つかったら、再手術が必要になるそうです。
現在は、開腹手術ではなく、腹腔鏡手術(へそからカメラを挿入し、腹部に数カ所の穴をあけておこなう手術)や、津島さんが受けた腟式手術(腟から子宮や子宮頸部の病変を切除して摘出する手術)など、傷が小さく済む手術方法が開発されたことで、開腹手術を受けた方に比べて、手術の翌日からスムーズに歩けたり、入院日数が少なくなったりする方も多いのだそうです。
手術の翌日に退院した津島さんも、「ちょっと切っただけだしヨユー!」と思ったのですが……。いざ歩いてみると、思った以上に体がダメージを負っていたのか歩くのが難しく、結局、パートナー・わふちゃんの助けを借りて車椅子で移動することに。
早く回復するためにも、手術後の無理は禁物ですね。
監修/助産師 REIKO
前の話:「津島さーん!」手術は中止!?看護師の声で意識が覚醒した私は… #子宮頸がん検診で異常 6
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