子どもと公園遊びにいってほしい
たまのお休みに、夫が子どもと一緒に出かける行き先に、私があれこれ言うつもりはなかったのですが、聞けば毎回毎回ショッピングセンターばかり。私はたまには子どもと一緒に夫に公園に行って遊んであげてほしいと思っていました。
なぜなら、公園で遊ぶほうが子どもの体力もつくし、自然に触れたり、ほかの子の遊びを見て、子ども自身が刺激されるからです。そして、何より夫だからできる体力を使った遊びをさせてあげられると考えていました。
「平日公園へ行くからいいじゃん」
そこで、あるとき、私は夫に「たまには子どもを公園に遊びに連れていってほしい」とお願いしてみました。すると夫から返ってきた答えは「君が子どもを平日に公園に連れて行くからいいじゃん」というものでした。
私は夫のこの人任せな発言にびっくりしました。私は、夫だから一緒にできる体をつかった遊びをしてほしい、私だけでは子どもの遊びについていけないという話を散々しましたが、夫は聞く耳を持ちませんでした。
夫が公園へ行くようになった理由
そんなやりとりをしていた数日後、子どもが「お父さん、一緒に公園行こう!」と夫を公園に誘ったのです。夫は、これを聞いてしぶしぶ公園に行きました。
夫と一緒に公園に行った子どもは、私とは普段やらないような遊びにチャレンジしたり、高いところまで登って、滑り台を楽しんだりしたようです。そして夫は、自分となら子どもが私と一緒のときにはできないような公園遊びができるということを実感できたようなのです!
そしてこれ以降、夫は休日に子どもと一緒に公園に遊びに行ってくれるようになりました。
夫は子どもと公園遊びをする中で、子どもを公園に連れていく大変さもわかったようです。「毎日、公園に連れてってくれてありがとう」夫からこの言葉を聞いたとき、私は、自分がやってきたことが認められたような気がして、とてもうれしく思いました。そして、育児は片方にお任せではなく、お互いできることをできる範囲で少しずつ模索しつつ、歩み寄る必要があると感じました。
著者/nanoka22
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