お義母さんの手料理
当時、私は夫の仕事である農業を手伝っていたのですが、体力仕事がハードで体に合っていなかったのかよく体調を崩していました。
体調不調で動くことができず寝込んでしまっていた日のこと。家事ができないほど調子を崩している私を心配して、お義母さんが夫と私の晩ごはんを作って持ってきてくれたのです。
お義母さんの気づかいのおかげで、私はゆっくり休むことができたのですが……。
夫がまさかの行動に…
夫に「お義母さんが晩ごはんを作って持ってきてくれたよ」と食卓にメモを残してベッドに戻ると、晩ごはんを用意しなくていいという安堵感から眠ってしまった私。
目を覚ますと、すでに夫は帰ってきており、生活音からして夫は食事をしているようでした。私も晩ごはんを食べようと、台所に向かうと……なんとお義母さんが用意してくれていた私の分のごはんまで、夫に食べられていたのです!
平然としている夫にイラッ
「どうして私のぶんまで食べたの?」と問うと、夫は「だって食欲ないでしょ? 食べといてあげたから!」と、平然と言い放ったのです。
食欲がないなんてメモにも書いていないのに……と、頭にきた私は「ありえない! 勝手に食欲がないって決めつけないで、ごはんを食べるかくらい確認してよ!」と怒鳴ってしまいました。それが夫の気に障ったようで、夫は機嫌を悪くしてだんまり。私が怒った理由を説明しても、夫はなにが悪かったのかわからない様子で謝ってもくれませんでした。
そんな夫が許せず、その後3日間ほど夫と口をききませんでした。しかし、喧嘩が4日目に突入したとき、夫から普通に話しかけてきたため、仕方なく私が折れて仲直りすることに。
私にとっては貴重なお義母さんの手料理、あとで食べようと楽しみにしていたので、夫にすべて食べられていて悲しかったです。これは4年前の出来事ですが、未だに義両親にこの出来事の不満をぼやいています(笑)。
著者/マツノミユ
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