「私から旦那を奪ったM美が憎い。どうしてもかわいいと思えない」と、イメージしたお母さんで答えたM美さん。
その後、また別の場所・違う視点からお母さんを客観的に見たM美さんは、「自分の弱さに負けてアルコールに逃げた、みっともない人……」と感想を述べると……?
毒母に認められたかった…
「でも……それでもあなたの娘は、あなたに愛されたかった!」
涙を流しながらお母さんへ訴えるM美さん。
M美さんの言葉を聞きいたパパも、涙がこぼれました。
「認められたかった! 存在しているということを! 一度でいいから!」
「私は知らず知らずのうちに、母からもらえなかった愛情を歪んだ方向に求めてしまったの……?」
泣きながらお母さんへの想いを吐露するM美さんへ、
「愛されたい、認められたいのは誰だって同じだよ。俺たちの娘ちゃんだってそうだ」
パパは手を差し伸べました。
「娘ちゃん! 今の私は娘ちゃんと接するのが怖い! 自信がない……」
「でもこのままだと娘ちゃんも私と一緒になってしまうんじゃないだろうか……」
不安になるM美さんへ、
「自信がないのは俺だって同じだけど、周りに助けてくれる人がいるからやっていけるし、娘ちゃんと一緒に自分も親として成長できているんだなって感じる」
パパは励ましの言葉をかけました。
“助けてくれる人”という言葉を聞き、いつも支えてくれる義両親のほか、「いつでも相談してください」と言ってくれた保健師さん、駅で娘ちゃんの命を救ってくれたおじいさんのことをを思い出し、後悔するM美さん。
そんなM美さんに、過ちに気づけただけでも前進だと励ますパパは、そんなことをしたのも原因があると断言しました。
その原因は依存症で、さらに“ただの依存症”ではないと説明し始め……!?
やはり子どもはどんな親でも、どんなに虐げられても愛されたいんですよね……。M美さんは幼いころに母親から存在を認めてもらえなかったため、埋められなかった承認欲求をSNSで満たしていたのかもしれません。
さらに、今まで手を差し伸べてくれた人、助けてくれた人は“自分を責める敵ではなかった”と、ここで初めて気がついた様子。パパによるとM美さんは“ただの依存症ではない”とのことですが……現状から抜け出せるといいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。