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子どもたちの行動を過剰に監視する私。潔癖症で完璧主義の私が、ハッとさせられた母の言葉とは…【体験談】

普段から潔癖症な私は、子育てにおいて子どもの汚れがとても気になってしまいます。加えて完璧主義な性格なので、掃除も毎日きっちりしなくては気がすみません。そんなことはおかまいなしの子どもたちは、平気で家を散らかし汚します。やがて私は、事前に汚させないように気を配り、汚れたらすぐに掃除をする自分に次第に疲れていってしまいました。そして母の言葉で、ハッとさせられたのです……。

 

汚す子どもにイライラ

私は現在、4歳の男女の双子と0歳の男の子を育てています。子育てをしていれば、子どもが家を汚すのは当たり前だと思っています。食べ物や飲み物をこぼしたり、トイレトレーニングに失敗したり、これまでも子どもが汚すことはたくさんありました。

 

しかし潔癖症な私は、常に家をきれいに保っていないと大きなストレスになります。少しでも汚そうものなら過剰に反応し、子どもの行動を叱ってしまいます。特に4歳の息子はよく食べ物をこぼし床や洋服を汚すので、私にとって大きなストレスになっていました。

 

次第に疲れてくる潔癖症

床に食べかすが落ちるのが嫌で、子どもの食べこぼしがないか、手や口をきれいに拭けたかなど、過剰に監視するように。子どもが食べこぼすものならすぐに拭き、掃除機をかけます。

 

裸足で食べこぼしたものを踏むなんてもってのほか。足の裏が気持ち悪いので、自宅ではいつでも靴下を履いて私は過ごしています。しかしそのように監視し続ける自分に、いつも疲れていました。

 

 

ハッとした母の言葉

そんなある日、母と話をしていたときのこと。何気ない会話で「プール遊びはしているの?」と聞かれ「外で遊んだあとの足で家の中が汚れるのが嫌だからやっていないよ」と答えると、「気にし過ぎよ」と言われました。私が幼いころはお風呂の残り湯をプール代わりにして、それで入浴したものとしていたようです。

 

 

私自身すっかり忘れていましたが、確かにそんな記憶がぼんやりとあります。私の潔癖症と完璧主義の性格から子どもたちの行動も制限し、豊かな経験をさせてあげられていないことに気が付きました。「少しくらい汚れていたって大丈夫。拭けばいいんだから」というおおらかな気持ちが、育児には必要なんだと気づかされました。

 

 

少し肩の力を抜くことを覚えた私は、それ以降多少の汚れは気にしないようになりました。ゴミを踏んでしまったらそのとき拭けばいい。あらかじめ汚れないよう血眼になることをやめた今は、私自身ずっと気持ちがラクになりました。

 

 

監修/助産師 REIKO


著者:村上 素子

4歳男女双子、0歳5カ月男の子のママ。ドタバタな育児生活と並行し、フリーライターとして活動中。

 

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