切迫早産の入院中に欠かせないのが、「おなかの張り止めの点滴と氷枕!」とあおばさんは言います。お風呂はシャワーのみで1週間に1度だけ。
2週間に1度点滴の針の差し替えがありました。 病室ではiPadが1人1台使えて、赤ちゃんのかわいい動画を見て泣いて癒されたり、同じ切迫早産のママのブログを読んだりして過ごすあおばさん。
毎日の健康チェックで、先生に「赤ちゃん元気ですよ」と言われるたびに安心していました。
初対面なのにそんな言い方するの…?
あおばさんと同室になったのは、中学のときの同級生ちぃと辛田さん。4人部屋でしたが、1つは空いていました。
辛田さんに対して最初に違和感を感じたのは、3人で歳を話していたとき。何歳か聞かれて、あおばさんが「ちぃと同級生なので、33歳です」答えると、
「あ〜同級生だっけ?」「なんていうか……大人っぽいっていうか」「なんかごめんね?」
と言ってきたのです。
少し違和感を感じましたが、その後は3人で楽しく過ごしていました。
しかし次の日、ちぃの退院が決まったのです。「もうすぐ退院できるかも」という話は聞いていたのですが、突然のことでした。
そして、ちぃがいなくなることで、あおばさんの平穏な入院生活は終わりを告げようとしていました。
◇ ◇ ◇
辛田さんは、ちぃに対して「33歳に見えないよ〜かわいいもんね」と言いましたが、あおばさんには軽い嫌味を言ってきました。このときに、あおばさんは初めて違和感を覚えたよう。なにげないひと言でも人によっては傷ついてしまうこともあるので、言い方には気をつけたいですね。