低用量ピルの服用に不安を感じた私
PMSが悪化したことで仕事や生活に支障が出てきたため、産婦人科を受診し、低用量ピルを服用することになった私。低用量ピルを服用するのは今回が初めてです。ただ、以前に友だちと旅行に行くことになったとき、生理日をずらすため、中用量ピルを一度だけ服用したことがありました。
その際、私は中用量ピルの副作用で激しい吐き気に見舞われました。中用量ピルを飲んだ日の夜は、ひと晩中吐き続けてしまったのです。その苦い経験から、私は今回の低用量ピルの服用に不安を感じていました。医師から低用量ピルは副作用が軽いとは聞いていましたが、それでも、やっぱりしばらくは吐き気が続くんだろうなと覚悟していました。
実際に低用量ピルを飲んでみると…
低用量ピルを服用した初日、私は夕ごはんの量を減らして嘔吐に備え、なかなか寝付けないほどの不安を感じながらも布団に入りました。すると、いつの間にか眠っていたようで、目が覚めるとすでに翌日の朝! 起床してから体調を確認しましたが、まったく吐き気はなく、私は低用量ピルの副作用の軽さにかなり驚きました。
その後、服用4日目の朝、起きると強い吐き気に見舞われて嘔吐してしまいましたが、吐いたあとはすっきり。中用量ピルを服用した際は、一度吐いたあとも吐き気が何度も何度も蘇ってくる地獄を味わっていたため、やはり低用量ピルは副作用が軽いのだなと思いました。
PMSへの効果も実感!
服用開始から2カ月が経とうとしている現在までに、さらに一度嘔吐しました。これは休薬期間を挟んでから低用量ピルの服用を再開した初日の夜で、やはり1回吐いたらすっきりし、その後は治まりました。
医師によれば、その吐き気も服用を続けていれば、じきに治まるとのこと。また、低用量ピル服用の目的であるPMS症状の改善についても、少しずつ効果を感じてきています。今後は副作用が治まって効果だけを実感できるのであれば、低用量ピルを飲まないよりも飲むメリットのほうがずっと多いなと思いました。
ピルによる吐き気には個人差もあるようで、私の友だちは中用量ピルでも一切吐き気を感じないそうです。しかし、吐き気を感じやすい私でも低用量ピルを服用するメリットは多く、今後はPMS対策に低用量ピルを使っていこうと感じた出来事でした。
著者/百田
監修/助産師 REIKO
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