義実家での「家族団欒」とは?
私たちは1年間の交際期間を経て婚約し、その1年後に結婚しました。
付き合っていた当時、彼は実家を離れてひとり暮らし。そのため、私は、彼と結婚するまで義実家を訪れる機会はほとんどなかったのです。その結果、結婚してから義実家を訪れるようになった私は、義家族の家での過ごし方に衝撃を受けることになりました。
彼には、義両親、義弟夫婦と子ども、義妹夫婦の家族がいます。義実家では全員が居間で過ごすのですが、みんながそれぞれスマホをいじったりゲームをしたり。義両親までもがゲームに熱中していて、会話がほとんどないのです!
ゲームをしない私は、ゲームをするでもなく会話をするでもなく、ひとりでポツンと置いてけぼり。そのうち、彼も私を放置してスマホを触りだしました。子どもたちがまだ小さいので、かろうじて会話なしの空間は避けられていますが、話すとなったらゲーム関係のことばかり。義家族の家での過ごし方に、私は心底驚きました。
これだけ人がいても誰ひとりごはんを作らない!
それに、各々が好きなことをやっていて、誰も食事の準備をしないのです。ある年のイベント行事のとき、私たち夫婦にもお誘いの声がかかって義実家に行ったのですが、誰もごはんを作ろうとしません。結局、仕方がないのでお呼ばれした私が作りました。
しかも、一度限りのことではないのです。私がつわりでしんどいときも、子どもが生まれてからも、なぜかず~っと私が義実家でごはんを作らされるのです! ある年のクリスマスなんて、「誰かが準備するのかな?」と待ちつつも、やはり誰もごはんを作ろうとしないので、仕方なく私が準備し、夜9時になってようやくクリスマス会が始まったこともあったほどです。
時間にルーズというか、腰が重いというか。誰ひとりとして何もしない義実家への訪問は、毎回本当にくたびれます。
家庭によって価値観の違いがあるのは承知しています。でも、義家族の生態には本当に驚きましたし、正直、義実家との付き合いには気苦労が絶えません。私が思う、義家族との付き合いでストレスを溜めない手段は、義実家と物理的な距離をとることと、訪問は最低限にとどめること。彼の仕事の関係上、私たち夫婦は義実家とは少し離れた場所に住んでいて、訪問頻度はそこまで多くないのが救いになっています。
文/海たまごさん
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