セックスの挿入が痛くてたまらない!
私は前戯では気持ち良さを感じるのですが、挿入すると痛みを感じてしまうタイプでした。女性器を夫の指でほぐしてもらっても、自分でほぐしても痛いのは変わりません。道具を使っても、潤滑剤を使ってみてもやっぱり痛い!
そのため、深く挿入するのは難しく、浅い出し入れしか夫にさせてあげることができませんでした。夫は「気にしないで。僕もあんまりうまくできなくてごめん」と言ってくれたのですが、私は申し訳ない思いを抱えていました。
妊娠・出産後初めてのセックスに臨む
そんな中、私の妊娠が判明。夫婦2人で大喜びし、妊娠・出産雑誌を買って「出産に向けてできることをやっていこう!」と盛り上がりました。私は息を長く吐く練習をしたり、体をストレッチしたりして、赤ちゃんを無事に産むための準備に励みました。
妊娠中安定期を越えればセックスも可能と雑誌には書いてあったのですが、私も夫も「赤ちゃんに何かあったら……」と考えてしまうタイプだったので、妊娠中はセックスはなしにしていました。
そして、無事に出産を終え、産後2カ月ほど経ったころ、夫から「そろそろセックス再開しない?」と提案されました。
私は「また痛い思いをするのか……」と正直憂うつな気分でした。しかし、「夫も子育てを頑張ってくれている」「赤ちゃんが生まれたのも夫のおかげ」と思い直し、産後初めてのセックスをすることにしました。
痛くないセックスに感動!
そして、いざ挿入してみると「あれ? あんまり痛くない!」と驚きました。今までぎちぎちだった性器の入口でしたが、産後は腟が広がったようにゆったりと挿入できている感覚でした。
出産を経て腟が広くなったのか、それとも他の要因があるのか、正確なところはわかりませんが、挿入における痛みが明らかに減り、私は感動しました。夫にもそう伝えたところ「そうなんだ! たしかに前より深く入るよ」と言われました。
あくまでも私の場合ですが、出産の前後で明らかに性交の痛みが減りました。現在も指や潤滑剤でしっかりほぐせば問題なく挿入できるので、以前よりセックスを楽しめるように。夫も喜んでいるので、私もうれしく思っています。
著者/ココロナナコ
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