その後、夫・ジュンからエリさんの携帯に電話がかかっきますが、エリさんはそれを無視。けれども、何も知らない娘から「ママー。明日はパパ来る?」と言われて……。
何も知らず、パパに会いたがる娘を前にして…
「は? じゃあってなによ?」
「ミキ(娘)に会いに来ないで女と会ってたくせに、ふざけんな」
ジュンの逆ギレに我慢できず、エリさんは声を荒らげます。
それでも夫・ジュンは「だってお前らが単身赴任先についてきてくれないから……」とエリさんに非があるような言い訳をしてきて……。
「……誰のせいでそうなったと思ってんの?」
「あんたが未成年に手を出したからでしょ」
「しかも今度はひと回り年上……マジで気持ち悪い……」
「面会したけりゃ調停にでも持っていけば? 未成年淫行の過去があるあんたなんかには負けないから」
エリさんは、そう伝えて玄関を閉めたのです。
そしてその後、弁護士から、相手の女性が慰謝料の支払いに応じるそうですと、連絡が来ます。
どうやら、浮気調査の証拠の一つである写真が大きかったそう。
あろうことか、夫・ジュンと不倫相手は、通勤用に会社から借り受けていた社用車で不貞行為をしていて、同じ職場で働く不倫相手は会社にバレるのだけは避けたいのだろうとのこと。
そのおかげで相場よりも多い慰謝料となり、エリさんはざまあみろという気持ちだったのですが……。
「それくらい払ってやるわよ。奥さんには別れる決心、ありがとうって言っておいて」
「ジュンとは私が幸せになるから! さっっさと別れてよね!」
「慰謝料払ったんだからもういいでしょ! 会社に行ったら許さないから!」
不倫相手はかなり強気の態度だったと知り、エリさんはますます腹が立ったのでした。
不倫相手の全く悪びれない態度に、許せない気持ちでいっぱいになったエリさん。もし皆さんがエリさんと同じ立場だったら、どう思いますか?