M美さんに電話で共有しました。後遺症も残らないと聞いて安心したM美さん。すると義母は「娘ちゃんはどうする?」と聞いてきて……?
ついにママが自分で育てると決心
「あ……娘ちゃんは……私に任せてもらってもいいでしょうか……」
娘ちゃんの頭をなでながら義母に答えるM美さん。
「今までずっと預けていて、今更都合の良いことを言っているのは自分でもじゅうぶんわかっています。でも……今度こそ母親としての責務を果たしたいです……!」
「こんな言い方……間違えているかもしれませんが……パパがリハビリを頑張るように、私も心のリハビリに取り組みたいんです!」
「わかったわ。私はM美さんを信じて応援する。でもつらいときは無理しないで、遠慮なく頼ってね」
「ありがとうございます……!」
涙を流して義母にお礼を言うM美さん……。
義母との電話を切った途端、パパとの電話だと勘違いしていた娘ちゃんが、
「わー! 娘ちゃんももしもし! パパもしもししたいー!」
そう言って泣き出してしまいました。
「ごめんね……そうだ、そのかわり折り紙買いに行こうか。パパに手紙を書こうよ」
なんとかなだめるM美さんがそう提案すると、
「……うん」
娘ちゃんは我慢して泣くのをやめました。
娘ちゃんと100円ショップに訪れたM美さん。
「なんだか……久しぶりだなこういう店に来るの……」
SNSのためにおしゃれな小物を買い漁り、散財した過去を思い出しました。
娘ちゃんと折り紙を選びながら、
小さな一つ一つの幸せなことに気づいていなかった……
バカだったな……こんな大切な時間があっただなんて……
そう反省して買い物を済ませました。
パパが仕事から帰ってくると思っている娘ちゃんにM美さんは、
「パパはね、おけがで病院にいるよ。早く帰ってこられるようにお手紙書いているんだよ」
と説明しました。
「ママはずっといっちょ? 娘ちゃんといっちょ?」
「ママもずっと一緒かな……?」
娘ちゃんをやさしく抱きしめながら答えるM美さん。
すると義母から電話がかかってきて……!?
M美さんが娘ちゃんを頑張って育てると決心し、義母も信じて応援してくれることになりました。義母の寛容さがありがたいですね。
さらに、娘ちゃんのために訪れた100円ショップでは、過去にSNS映えのために散財したことを思い出したものの、同じ過ちを繰り返すことなく、むしろ娘ちゃんとの大切な時間に気づくことができました。M美さん、確実に変わり始めていますね!